自転車保険はクレジットカード個人賠償責任保険で保険料を節約できる

昨今、自転車事故で高額な損害賠償を命じられる判決が多く出ているのをご存じでしょうか。高額な損害賠償責任を負ってしまった際の経済的負担を軽減する為にも、普段自転車に乗る方は、賠償責任保険は加入しておいた方が安心です。

自転車保険なら、クレジットカードの個人賠償責任保険で保険料を安く済ますことができますので、おすすめですよ。

また、個人賠償責任保険なら本人だけでなく同居するご家族の方も全員対象となる為、家族が重複して加入する必要もありません。

今回は、自転車事故に対応できるクレジットカードの個人賠償責任保険について詳しく解説していきます。是非この機会に保険料を見直してみませんか?

【目 次】

自転車保険の義務化が加速されつつある!兵庫・大阪・名古屋に続いて京都も

2015年4月より兵庫県で、2016年7月より大阪府で、2017年10月より名古屋市で自転車を利用する方への賠償責任保険への加入が義務化されました。

2018年4月には京都府も義務化されています。自転車損害賠償保険等への加入義務化の背景には、自転車事故による損害賠償金額が高額化している点にあるのです。

自転車事故で負う責任

道路交通法で自転車は「軽車両」の位置づけで、車両の一種とみなされています。事故を起こしてしまうと、自転車でも刑事上の責任が問われるのです。相手の方に怪我を負わせてしまった際は、民事上の損害賠償責任も発生します。

  • 刑事上の責任
  • 民事上の責任

刑事上の責任では相手の方を万一死傷させてしまった場合、「重過失致死傷罪」が適用されます。刑事罰は5年以下の懲役、または禁錮、または100万円以下の罰金です。

民事上の責任においては、被害者の方に対して損害賠償責任を負います。ここで、自転車保険の義務化が加速されつつある背景となった高額な損害賠償について、触れていきましょう。

自転車事故による高額損害賠償の事例

過去の判決で、自転車事故による高額損害賠償の事例を一部抜粋してご紹介しておきます。

判決 事故の概要 賠償金額
東京地裁
平成26年判決
男子高校生が自転車で信号を無視して交差点に侵入。横断歩道をオートバイで走行中だった男性(62歳)と衝突。男性は頭蓋内損傷で死亡。 4,043万円
神戸地裁平成25年判決 夜間自転車で帰宅途中の男子小学生と歩行中の女性(62歳)が正面衝突。女性は頭蓋骨骨折で植物状態となり、母親に賠償命令。 9,521万円
東京地裁
平成20年判決
昼間、男子高校生が対向車線を自転車で走っていた男性会社員(24歳)と衝突。男性会社員は言語機能損失の重度の障害が残る。 9,266万円
東京地裁
平成19年判決
昼間、成人男性が信号無視で交差点に進入。横断中の女性(55歳)と衝突。女性は頭蓋内損傷で死亡。 5,438万円
横浜地裁
平成17年判決
夜間、女子高生が電気をつけずに携帯電話を操作しながら自転車で走行。歩行中の女性(57歳)と衝突。女性は歩行困難の重度障害が残る。 5,000万円
東京地裁
平成15年判決
男性がペットボトルを片手に持ってスピードを落とさず交差点に進入。横断歩道を横断中の女性(38歳)と衝突。女性は脳挫傷等で死亡。 6,779万円

ご覧の通り、過去の判例の賠償額は非常に高額です。保険を使わずに賠償するには経済的に負担がかかりすぎます。万一の時の為にも、やはり備えは必要と言えるでしょう。

義務化されているのは自転車保険そのものでなく損害賠償保険

自転車を利用する方に義務化されているのは「自転車保険」そのものではなく、あくまで相手に与えてしまった損害を賠償する為の保険です。

つまり自分が怪我をしてしまった時の補償ではなく、損害賠償補償がより重要となります。実はこの損害賠償補償は、必ずしも自転車保険に加入する必要はなく、別の保険でも代用できるのです。

重複加入して高い保険料を支払わなくて済むよう、次章より自転車保険について詳しく解説していきますね。

自転車保険の補償内容!損害賠償補償と傷害補償がセットになっている

自転車保険とは、どんな保険で何を補償してくれるのでしょう。特に自転車保険の場合、他の保険との重複加入をして損しない為にも、補償内容をしっかりと把握した上で検討する必要がありますよ。

それでは自転車保険の補償内容をご紹介していきましょう。

自転車保険の補償内容

一般的な自転車保険の補償内容は以下の2点です。

  • 個人損害賠償責任補償(相手に与えた損害を賠償)
  • 傷害補償(自分の怪我に対する補償)

順に詳しく解説していきますね。

個人損害責任補償(相手に与えた損害を賠償)

個人損害賠償責任補償とは、他人に大怪我を負わせてしまったり物を壊してしまったりして、損害賠償責任を負ってしまった場合の補償です。日常生活全般を補償するもので、補償範囲も広いのが特徴と言えますね。

自転車事故で他人に大怪我を負わせてしまった時以外にも、下記のような例でも個人賠償責任補償でカバーできるんですよ。

  • 買物中に過って商品を落として壊してしまった
  • 飼い犬が噛みついて相手の方に怪我を負わせてしまった
  • ゴルフ場でボールをぶつけて怪我をさせてしまった
  • 水漏れで下の階のマンション部屋を水浸しにしてしまった

つまり、個人損害賠償補償は自転車事故だけでなく、日常生活でのトラブルで損害賠償責任を負ってしまった時にも補償の対象となるという事ですね。

傷害補償(自分の怪我に対する補償)

傷害補償は、自分が怪我してしまった時の為の補償です。契約内容にもよりますが一般的には以下の補償が受けられます。

  • 入院保険金: 事故による怪我で入院した場合受け取れる保険金
  • 手術保険金: 事故による怪我で手術を受けた場合に受け取れる
  • 通院保険金: 事故よる怪我で通院した場合に受け取れる
  • 死亡・後遺障害保険金:事故による怪我で死亡もしくは後遺傷害が残った場合に受け取れる保険料

自転車保険として販売されているのは、相手の方への損害賠償と、自分の怪我への補償がセットになっている商品なのです。

自転車保険の補償内容は他の保険で既に加入している可能性がある

一般的な自転車保険の補償内容は、既に別の保険で同じ補償に加入している事が多い為、他の保険との重複に注意する必要があります。

補償内容をよく見直し、重複した補償内容の契約をカットするだけでも、保険料の負担を減らす事ができますね。それではここで、別の保険で同じ補償に加入しているケースをご紹介していきましょう。

自転車保険の損害賠償は火災保険や自動車保険の特約に付帯してる場合がある

相手の方への損害賠償は、「個人賠償責任保険」で対応できます。個人賠償責任保険は、火災保険や自動車保険の特約として付帯している場合があります。

自動車保険や火災保険に加入している方は、まず損害賠償が付帯しているか確認し、特約内容を確認してみましょう。

賠償責任保険は自転車事故だけでなく、日常生活での賠償事故でも補償の対象となるからです。

自転車保険の死亡・傷害補償は生命保険や傷害保険で加入しているケース有

自転車保険の死亡・傷害補償は、生命保険に加入している方なら交通事故による突発的な事故も補償される特約があるケースがあります。

自転車保険は賠償責任保険と死亡・傷害保険がセットになっている商品の為、他の保険でこれらの保険に入っていれば、自転車保険として新たに保険に入る必要はないのです。

また、自動車保険で「人身傷害補償」に加入している場合、車に乗っていないケースでも補償対象となる契約であれば、自動車保険でも補償が受けられます。

加入している保険の補償内容がよく分からない場合は、保険会社に電話で直接聞いて確認してもいいですね。

自転車保険を安くすませるならクレジットカードの個人賠償責任保険がおすすめ

自転車保険は個人賠償責任保険に傷害補償をつけたものですから、相手の方に怪我をさせてしまった時の損害賠償費用を補償してくれる「損害賠償保」だけでも十分と言えるでしょう。

名古屋市や京都府などで義務化されているのも自転車保険そのものではなく、損害賠償保険です。損害賠償保険なら、クレジットカードの個人賠償責任保険が安い保険料で対応できるのでおすすめですよ。

保険会社の自転車保険とクレジットカード(個人賠償責任保険)を比較

ここで、保険会社の自転車保険とクレジットカードの個人賠償責任保険の内容を比較してみましょう。

クレジットカードの個人賠償責任保険は、本人が加入していれば同居の家族が全員補償対象になりますので、自転車保険のように家族型に加入する必要がない分、保険料を安くすませられますよ。

    au損保
自転車保険
Bycle
NICOS
クレジットカード
JCBカード
商品名 シルバーコース
家族タイプ
日常生活賠償プラン
Cコース
トッピング保険
自転車プラン
月額保険料 1,360円 150円 280円
個人賠償責任 3億円 1億円 1億円
死亡・後遺障害 800万円 100万円 100万円
入院保険金日額 12,000円 1,000円
手術保険金 6万円または12万円 入院中10,000円
外来5,000円
通院保険金日額 2,000円

JCBカードなら、家族全員が対象となる1億円の個人賠償責任補償プラス死亡・後遺障害・入院補償がつけられる自転車プランが、月額保険料たったの280円で加入できますね。

クレジットカード各社の個人賠償責任保険の保険料を比較

クレジットカードの個人賠償責任保険の補償内容を比較できるよう一覧でご紹介しておきましょう。ここでは年会費無料のクレジットカードで紹介しておきますね。

JCBカード イオンカード NICOSカード セゾンカード
月額保険料 150円 260円 150円 300円
個人賠償責任補償 1億円 1億円 1億円 1億円
死亡・後遺障害 100万円 350万円 100万円
年会費無料の
クレジットカード
JCB CARD W イオンカードセレクト VIASOカード セゾンカード
インターナショナル
上記カードの年会費 無料 無料 無料 無料

クレジットカードの個人賠償責任保険に加入する場合は、クレジットカード会員である必要があります。

NICOSカードは三菱UFJニコス発行のクレジットカードですが、同じ会社が発行している「MUFGカード」や「DCカード」会員の方は加入できませんのでご注意くださいね。

また、年会費無料のクレジットカードに入会すれば保険料だけで済みますが、年会費が有料のクレジットカードに入会した場合、保険料+カード年会費を払う必要がありますよ。

勿論、クレジットカードに付帯する様々なサービスが利用できる為、年会費有料のクレジットカードへ入会したからと言って損する事はありません。

上記は個人賠償責任保険のコースですが、クレジットカードの保険にも自転車プランが用意されています。自転車プランになると保険料は保険会社の保険料と変わらない、もしくは高いぐらいです。自転車を利用する方の保険は、個人賠償責任保険で十分でしょう。

お得に個人賠償責任保険に加入できる年会費無料のクレジットカード4選

最後に今回ご紹介した150円~300円で個人賠償責任保険(自転車保険)に加入できるお得なクレジットカードの特徴をご紹介しておきますね。

年会費無料の中でおすすめのクレジットカードを4枚ご紹介していきます。

付帯サービスが充実!JCB CARD W

JCB CARD Wは2017年10月にJCBより初登場した年会費無料カードです。JCBはトッピング保険で月額わずか150円で1億円の個人賠償責任補償をつけられます。

JCB CARD Wは、ステータス、付帯保険、ポイント還元、付帯サービスのトータルバランスが大変優れたクレジットカードで、年会費無料で一定のステータスがあるプロパーカードを持ちたい方にもおすすめのクレジットカードです。

基本還元率も1%と高く、パートナーショップであるAmazonやイトーヨーカドーでの利用で還元率が2%までアップする高還元クレジットカードですね。

39歳以下の方限定ですが、一旦入会してしまえば40歳以降も引き続きカードを利用頂けます。40歳以上の方なら、当日発行翌日届けのサービスが利用できるJCB一般カードを検討してみてくださいね。

JCB CARD W

カード名称 JCB CARD W
年会費 無料
特徴 ・基本還元率1%
・最高2,000万円の海外旅行保険用付帯
・Amazonやセブンイレブンで還元率2%
・世界中のたびらば提携店で優待サービスが受けられる

最短翌営業日発行可能!VIASOカード

VIASOカードはNICOSブランドのクレジットカードで、日常生活賠償プランを月額150円でつけられます。

年会費も無料、ETC料金や、携帯電話・プロバイダー料がポイント2倍、利用付帯ですが充実した海外旅行傷害保険も付帯しますよ。

カード発行のスピードも早く、最短で翌営業日に発行してくれますから、お急ぎの方にもおすすめですね。

VIASOカード

カード名称 VIASO(ビアソ)カード
年会費 無料
特徴 ・ETC料金・携帯電話代ポイント2倍
・最高2,000万円の海外旅行保険利用付帯
・最短翌営業日発行
・ポイントはオートキャッシュバック

イオングループで高還元!年会費無料のイオンカードセレクト

イオンカード会員の方は月額260円で1億円の個人賠償責任補償をつけられます。イオンカードセレクトは、イオン銀行キャッシュカード機能、電子マネーWAON、クレジットカードの3機能が1つとなった多機能タイプのカードです。

イオン銀行での取引に応じて普通預金金利が上乗せされたり、給料振込口座にイオン銀行を指定すると毎月10WAONポイントがプレゼントされるなど、イオン銀行での取引きがお得になります。

イオングループでの買い物は常にポイント2倍ですし、20・30日は5%OFFでお得に買い物ができますので、普段イオングループを利用する方におすすめですね。

イオンカードセレクト利用で貯まったWAONポイントは、1ポイント1円で電子マネーWAONとして買い物に利用できますよ。

イオンカードセレクト

カード名称 イオンカードセレクト
年会費 無料
特徴 ・基本還元率0.5%
・イオングループでポイント2倍(還元率1%)
・イオンで毎月20・30日5%OFF
・銀行取引でWAONポイントが貰える

ETCも即日発行可能!セゾンカードインタナショナル

セゾン会員の方はSuper Value Plusで月額300円で個人賠償責任保険をつけられます。セゾンカードインターナショナルは、年会費が無料でETCカードも即日発行ができる希少なカードです。

セゾンカードインターナショナル利用で貯まるポイントは有効期限がない永久ポイントですし、業界初のポイント運用サービス(投資で増やせる)も大好評です。

全国の西友・LIVINで、毎月5日と20日は5%OFFなどの優待も魅力のカードですよ。

セゾンカードインターナショナル

カード名称 セゾンカードインタナショナル
年会費 無料
特徴 ・最短即日発行可能
・ETCカードも即日発行可能
・永久ポイント
・毎月5日・20日は西友・リヴィン・サニーで5%OFF<

自転車保険の補償は他の保険で既に加入している可能性がある!重複加入に注意!

自転車保険の補償は、個人賠償責任補償と傷害補償の2つです。個人賠償責任補償は、火災保険や自動車保険の特約としてつけられる補償ですから、既に特約として付帯している場合もあります。

また、傷害補償も生命保険などで既に加入している場合があります。重複加入して保険料を損しない為にも火災保険や自動車保険、生命保険などの特約や補償内容を確認した上で自転車保険の加入は検討しましょう。

日本の健康保険制度は大変充実している為、窓口負担は3割ですみますし、高額療養費制度もあります。

自転車を利用する方にとってより重要なのは、傷害補償(自分の怪我に対する補償)よりも個人賠償責任補償(相手に与えてしまった損害を賠償)です。

高額賠償の判例も多々ありますので、個人賠償責任保険の補償額は一億円以上が望ましいです。

クレジットカードの個人賠償責任保険なら安い保険料で一億円の個人賠償責任保険に加入できて、保険料を安くすませられますからおすすめですね。

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