クレジットカードのボーナス払い活用術!ボーナス無しの方も利用できる

最近のクレジットカードの支払いは、分割払いに加え、リボルビング払いが主流となっています。でもリボ払いが普及する前は、ボーナス払いも人気のある返済方法でした。

今では下火になっているボーナス払いですが、実はメリットがたくさんあるのです。そしてあまり知られていないのが、「ボーナスがない人でもボーナス払いは利用できる」ということ。

クレジットカードのボーナス払いには、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。ボーナス払いの性質や利点を知って、ぜひ使いこなしていきましょう。

【目 次】

ボーナス払いの基本!高額商品の買い物をボーナスで支払える

普通のクレジットカードでの買い物は、翌月からの支払いとなりますよね。でもボーナス払いは、ボーナスが支給される月に支払いを行います。

支払いを単純に先送りにしているだけじゃないの?と思われそうですが、ボーナス払いには思わぬメリットもありますよ。

  • 通常の支払い方法では翌月からの支払いとなる
  • ボーナス払いはボーナス支給月に支払いを行う

支払いまでに猶予期間ができる!足りなくても貯められる

通常の支払い方法とボーナス払いの違いは、「支払い日までの期日が違う」という点が最も顕著です。簡単に比較してみると以下のようになります。

支払い方法 特徴
分割払い
リボ払い
毎月決まった支払い日が設定される
支払い期間までにあまり猶予がない
手数料がかかる
ボーナス払い ボーナス時期に支払いをする
支払い期間まで猶予を持ちやすい
手数料がかからない

分割払いやリボ払いにすると、支払い日は一ヶ月に一回やって来ます。高額な買い物分の支払いの場合、それなりの金額になりますので、人によっては月々の支払いが厳しいと感じるかもしれません。

対して、ボーナス払いの場合、支払いまでの期間が長くるため、高額な買い物でも、より余裕を持った支払い計画が可能になるわけです。

高額購入時には最適!手数料がかからない

利用者にとってのボーナス払いのメリットとして、支払総額が安くなるという嬉しい一面もあります。分割払いやリボ払いに対して請求される、金利手数料が請求されないからです。

  • 分割払い、リボ払いは毎月金利手数料が発生する
  • ボーナス払いは手数料が発生しないため、購入金額分のみを支払う

分割払いやリボ払いの金利手数料は、案外高額になってしまうこともあります。特にリボ払いの時には頭を悩ませるポイントにもなるでしょう。

しかしボーナス払いは、支払いを先送りにしているものの、一括払い扱いとなるため、金利手数料が発生しないというメリットがあるのです。

分割払いやリボ払いを利用するより、可能ならボーナス払いにした方が、お得に利用できるシーンもありそうですね。

手数料が発生することも!ボーナス二回払いは要注意!

ボーナス払いには金利手数料が発生しませんが、実は例外的に発生するケースもあります。

  • ボーナス二回払いを選択すると手数料が発生する
  • 支払い時期はカード会社指定の年二回
  • 支払い金額は半額ずつ

ボーナス払いは一回だけではなく、二回に分割して支払うことができるケースもあります。支払い時期はカード会社が指定する、ボーナス時期の年二回となっています。

ボーナス二回払いの場合は金利手数料が発生し、利用者が負担する必要があります。支払い金額は利用額の半額ずつと決められています。

ただ、最近ではボーナス二回払いでも金利手数料を取らないサービスも登場しています。

一部の加盟店では例外があるものの、オリコカードならボーナス2回払いでも手数料が発生しませんよ。

ボーナス払いはどこでも使える?お店によって違います

家計的にも便利なボーナス払いですが、どこでも利用できるというわけではありません。残念ながら利用できないケースもあります。

支払いが先送りになるため、お店の収入も期間が空いてしまうからなのです。

あまり資本力のない小さなお店では、収入が先送りになってしまうことを嫌がることが多く、ボーナス払いを断る傾向があるようです。

使える店でも注意!一定金額以下は使えないことも!

小規模なお店に限らず、金額的な問題でボーナス払いが利用できないケースもあります。

ボーナス払いができると言っている店でも、一定金額以上の買い物でなければ、ボーナス払いにできないことがあります。

と言うのも、ボーナス払いで店側が負担する加盟店手数料は、通常の支払い方法よりも高額に設定されているためです。

【加盟店手数料とは】

店側がカード会社に支払う手数料のこと。分割手数料等とは違い、利用者が負担する必要はない。

業種によって負担利率は異なり、おおむね1%~5%の間で設定されている。

加盟店手数料の利率と利用者の購入金額によっては、ボーナス払いにすると利益があまり出せないことも考えられます。そのようなケースを避けるため、利用できる最低金額を決めている店もあるのです。

店によって利用できる最低金額が違いますので、先に確認しておく必要がありますね。

1回払いを後からボーナス払いに変更はできない!?

1回払いで決済した後、下記の支払方法であれば、後から変更する事が可能です。

ほとんどのクレジットカードが1回払いからボーナス払いへ後から変更する事ができません。

ボーナス払いへの変更はできませんが、スキップ払いという余裕のある月にまとめて支払える支払月を変更するサービスがあります。
ただし、スキップ払いには手数料が発生しますから注意が必要ですよ。

ボーナス1回払いを後から分割やリボ払いに変更できる

逆に、ボーナス1回払いで決済をしても、後から分割払いやリボ払いに変更する事は可能です。

支払方法の変更受付は、翌月の請求金額が確定するまでの期間となり、カード会社によって異なります。

利用しているクレジットカードの支払方法変更の受付がいつまでなのか、確認しておくと良いですね。

ボーナス払いは割賦枠に注意

クレジットカードの利用限度額は、ショッピング総利用可能枠とショッピング割賦枠が存在します。

総利用可能枠 割賦枠
1回払いを含めて
カードが利用できる総額
ボーナス払い
分割払い
リボ払い
が利用できる金額

カード会社は割賦販売法によって、1回払い以外の取引(分割やリボ払い)ができる枠を設定するにあたり、支払可能見込額の調査が義務付けられているのです。

支払可能見込額とは!?

支払可能見込額とは、年収や生活環境、クレジット債務などからカードを利用する方が無理なく支払える代金を想定した金額の事です。

支払可能見込額は割賦販売法によって定められた計算式を元に算出します。

割賦枠は支払可能見込額を超える金額を設定できません。

限度額オーバーで利用できないケースを防ぐ為にも、クレジットカードの利用限度額は、総利用可能額だけでなく割賦枠のチェックも必要ですね。

ボーナス払いの支払い月はいつになる?利用した時期で変わります

クレジットカードを利用していると、毎月締日がありますよね。締日までに利用した分を、翌月の請求で支払うことになります。

ボーナス払いも同様の考え方です。一定の時期から一定の時期までの利用の締日を設定し、8月に支払うか、1月に支払うかに振り分けて請求を行います。

ボーナス払い支払月説明画像

上記の図はゼビオカードの支払い例ですが、他社も日付の違いはあるものの、このような分け方で支払い月を決定しています。

多くは12月半ばから6月半ばまでの利用の支払いが8月、7月半ばから11月半ばまでの利用の支払いが1月となっているということですね。

ボーナス払いにできない期間が?支払いが重ならないため!

ここで、「これだとボーナス払いにできない期間があるっていうことなの?」と気付いた人もいることでしょう。その通り、ボーナス払いに設定できない期間が、各カード会社でほぼ必ず設けられています。

  • 一括払いの支払いと重ならないようにするため

通常の一括払いでの買い物は、いつでも行うことができますが、それには必ず締日が存在します。そして支払いは翌月となりますよね。

ボーナス払いの締日が通常一括払いの締日と重なると、ボーナス払いと通常一括払いの請求が同時に発生することになり、金額的に支払いが厳しくなるケースが考えられます。

このため、ボーナス払いが選択できない期間が設けられているのです。クレジットカードで買い物をする時には要注意ポイントですね。

ボーナスがない方でもボーナス払いは利用できる!支払い時期に払えれば問題なし

ボーナス払いは「今の買い物を後日のボーナス時期に支払う」という前提です。こうなると、ボーナスが出ない人は利用できない支払い方法なのでは?という考えも出て来ることでしょう。

でも実際はそんなことはなく、ボーナスが出ない働き方をしている人でも、支払いさえできるのであれば、ボーナス払いを利用することができるのです。

このような立場の人でも、ボーナス払いの選択が可能です。ただ、やはり支払い能力、返済能力の証明は必要となりますので、日頃から信用情報に気を付けて、クレジットカードを利用することが重要ですね。

払わなければ大問題!ボーナスが出ない人は貯金を!

ボーナスが出ない人がボーナス払いを利用する時、最も心配するべきことは、本当にボーナス時期に支払いができるだろうか?ということです。

分割払いにしたつもりで、毎月貯金をして行くことが一番良い方法です。金利手数料が発生しない分、お得感も出るかもしれませんね。

貯金が苦手でボーナスが出ないという人は、ボーナス払いを避けるということも選択肢に入れると良いかもしれません。いざ支払いという時に、返済できるほどの貯金がなければ大変なことになってしまいますからね。

どうしても無理なら支払方法を変更!ペナルティはありません

ボーナスが出ない、でもボーナス払いを選択したものの、やっぱり支払いが無理そう…と思った時には、先にご説明した通り、後から支払い方法を変えてしまうと良いでしょう。

  • 後から分割払いやリボ払いに変更できる
  • 信用情報に傷がつくことはない
  • 支払い方法変更手続きの期日に注意
支払い方法を後から変更したからと言って、あなたの信用情報に傷が付く心配はありません。返済に遅れることの方が、よほど重大な事故として扱われます。無理だと感じたらすぐに変更の手続きを取りましょう。

また、カード会社によって、変更の手続きができる締め切り日が異なっています。遅れると変更ができなくなってしまいますので、できるだけ早めに手続きを済ませてしまうべきですね。

海外旅行の時にボーナス払いは使えない!ボーナス払いは基本国内のみ

海外旅行に行く時、クレジットカードを持って行く人がほとんどでしょう。現金よりも安全にお金を融通することができますから、ぜひ使って下さいね。

ただ、海外で多額の買い物をしても、日本とは違い、ボーナス払いが利用できないと考えておいて下さい。

  • 海外ではボーナス払いを使えないと考えるべき
  • ボーナスは日本独特の習慣のため、海外では手続きが取れない

ボーナスは日本だけの習慣です。日本国内ではボーナス事情を考えて、ボーナス払いも普及しましたが、元々ボーナスという概念がない海外では、ボーナス払いという支払い方法も存在しません。

各クレジットカード会社の規約や商品概要で説明されていますので、海外に出る前に必ずチェックしておきましょう。また、何か不明な点があれば、ヘルプデスクに問い合わせをすることもお勧めです。

海外での支払い方法は?一括払いかリボが主流!

海外でクレジットカードを利用すると、支払い方法は一括払いかリボ払いのいずれかになります。こちらもクレジットカード会社の規約によりますので、確認をしっかりしておきましょう。

そして、以下のことにも気を付けておいて下さい。

  • 基本設定で既に支払い方法が設定されている可能性がある
  • 一括払いかリボ払いをよく考えて設定する
  • 必要なら設定変更を行う

クレジットカードを獲得した時、様々なチェック項目を見た覚えはありませんか?その中に、海外での支払い方法の項目があったのではないでしょうか。

海外の支払い方法を「一括払いにする」「リボ払いにする」という選択項目があり、それにチェックを入れた覚えはありませんか?

もし覚えがない人は、すぐに確認してみて下さい。デフォルトで既にどちらかに決定されている可能性があります。あなたが望まない支払い方法にチェックが入っていたら、すぐに変更しましょう。

カードによって違う!選択肢がないことも!

海外では一括払い、リボ払いが基本となっています。しかし、カード会社によっては、一括払いのみとなっていることもありますので、やはり注意が必要です。

やはり商品概要などに「海外での利用は一括払いのみ」等、しっかりと明記されていますので、改めてチェックしてみて下さいね。

設定を間違えた!帰国したら変更手続きができるかも!

「海外は一括払いが良かったのにリボ払いにしちゃった!」、あるいは逆のこともあるかもしれません。帰国後の家計を直撃する重大な間違いとも言えます。しかし、ほとんどのクレジットカードでは心配ご無用ですよ。

  • 海外利用分の支払い方法は、帰国後に変更できることが多い

こちらもやはりカード会社によるのですが、海外利用分の支払い方法を、帰国後に変更できるようになっています。変更手続きの締め切り日には気を付けておきましょう。

カード会社別のボーナス払い支払月一覧

ボーナス払いは各社とも夏支払い分、冬支払い分を設定しています。例として、有名なクレジットカード会社の設定をチェックしてみましょう。

カード名 利用可能期間 支払い日
三井住友VISAカード 夏:12/16~6/15
冬:7/16~11/15
夏:8/10、8/26で選択
冬:翌年1/10、8/26で選択
MUFGカード 夏:12/16~6/15
冬:7/16~11/15
夏:8/10
冬:翌年1/10
JCBカード 夏:12/16~6/15
冬:7/16~11/15
夏:8/10
冬:翌年1/10

いずれも有名なクレジットカードです。共通しているのは、利用期間、支払期日が一緒だと言うことでしょう。日本のボーナス事情や金融機関の流れを考えると、この日程が最も良い塩梅なのかもしれませんね。

また、三井住友VISAカードだけは、支払い日をある程度自分で選ぶことができます。

8月、1月の支払い月では、10日か26日いずれかの選択が可能です。

より計画的な家計運用の助けになってくれそうです。

ボーナス2回払い可能なクレジットカード!手数料に注意

ボーナス2回払いに対応しているクレジットカードもあります。

ボーナス1回払いなら手数料はかかりませんが、ボーナス2回払いにすると手数料がかかります。

手数料は定額ではなく、利用金額の数%が基本となっています。

カード名 利用可能期間 支払い日 ボーナス2回払い利用時手数料
イオンカード 夏:11/21~6/20
冬:6/21~11/20
夏:7/2、8/2、9/2で選択
冬:翌年1/2
5万円以上
3.0%
セディナカード 夏:3/11~7/10
冬:8/11~12/10
夏:6月、7月、8月
冬:12月、1月
セディナ側の通知で決定
3%
楽天カード 夏:2/1~6/30
冬:9/1~11/30
夏:6/27、7/27、8/27で選択
冬:12/27、1/27で選択
3.5%
オリコカード 夏:1/1~6/30
冬:7/1~12/31
夏:6/27、7/27、8/27で選択
冬:12/27、1/27で選択
0%
(一部の加盟店で例外あり)

ボーナス二回払いに対応しているクレジットカードの中では、この4社がよく知られています。

前項でご紹介した4社のカードと比較すると、いずれのクレジットカードもかなり融通が利く利用期間設定、支払い月設定ができることが分かります。

ただ、イオンカード、オリコカードは、利用可能期間の空白期間がないため、通常のクレジット利用の支払いと重ならないよう、より計画的に使っていく必要がありそうです。

手数料率は3.0~3.5%で、そこまで高いと感じるほどではないでしょう。

オリコカードに関して言えば、手数料は二回払いであっても基本的に無料となっていますが、一部加盟店では例外があります。利用の際には確認してみて下さいね。

クレジットカードのボーナス払いを上手く活用して計画的な支払を

ボーナス払いはかなり便利なものです。利用の仕方によっては、分割払いやリボ払いよりもお得に使うことができます。ボーナスが支給されない人でも、支払いさえ可能なら利用OKですので、ぜひ前向きな利用を考えて欲しい方法です。

ボーナス一括払いの場合は手数料は発生しませんし、二回払いでも低い利率です。支払い計画をしっかりできる人であれば、見逃さない手はないと言えるでしょう。海外で使えないということだけが唯一のウイークポイントですね。

どんな支払い方法を選んでも、最終的には計画を持って返済する必要があります。利用の際には必ずよく検討し、ボーナス時期に向けてスマートな返済計画を心がけていきましょう。

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