クレジットカードの締め日と支払日とは?利用に欠かせない基礎知識

今お持ちのクレジットカード、締め日と支払日がそれぞれ何日かこ存じですか?中には締め日と支払日とは何かを知らない方もいらっしゃるかもしれません。

締め日と支払日を意識せずカードを使っていると、利用のバランスが崩れたり、期日遅れといった初歩的ミスが起こりやすくなる場合もあります。

つまり締め日と支払日を理解すれば、カード代金を調整できて便利なのです。今回はクレジットカードの意外な盲点、「締め日」と「支払日」を徹底解説します。

【目次】

クレジットカード締め日を理解すればカード代金を調整できる

「今月はちょっと使いすぎた」なんて時には、どなたもカード代金の支払いが気になるもの。銀行の口座残高を調べて、次の給料日までの日数を指折り数えたことのある方も多いのでは?

でも「クレジットカード締め日」について知っていれば、利用額を自分で調整することも可能なんですよ。

締め日はカード利用の締切日のこと

「クレジットカード締め日」とは、カード利用の締切日のことです。カード代金は1ヶ月分がまとめて請求されますから、毎月締切日が設定されています。

つまりクレジットカード締め日までの利用額の合計が、その月の請求金額になるという訳です。

なおクレジットカード締め日は休日とは無関係で、土日祝日と重なっても必ず実行されます。

締め日までの利用額合計がその月の請求額

では「毎月27日が締め日」のクレジットカードで、具体例を見ていきましょう。

このカードの「5月分の請求額」を計算してみたいと思います。以下は4月から5月にかけてのカード利用の日付と金額を表しています。

利用日 利用額 請求月
4/29 10,000円 5月請求
5/10 30,000円 5月請求
5/15 20,000円 5月請求
5/27 10,000円 5月請求
5/28 10,000円 6月請求

このカードは「27日締め」ですから、5月分の利用は4/29から5/27までですね。

クレジットカード締め日の翌日に当たる5/28の利用分50,000円については、翌月6月分の請求に持ち越されます。

なので5月分のカード請求額は合計70,000円です。

締め日を知っていれば支払い額を調整できる

ではこの5/28のカード利用の日付が、もっと前だったらどうでしょうか?

この利用が27日の締め日に間に合ったとしたら、5月分の請求額には更に50,000円分が上乗せされ、合計120,000円になったはずです。

このように買物の日が少々ズレるだけで、その月の請求額は違ってくることがわかります。

同じ買物でもクレジットカード締め日を意識すれば、月々の支払い額をうまく調整することが可能なのです。

もし今月は使いすぎだと感じたら、買物は締め日まで我慢すればいい訳ですね。

買物した当日に利用が反映されるとは限らない

しかし実際には、この調整はなかなか日付通りにはいきません。

何故なら通常カード会社への請求と現実の利用日との間には、タイムラグが生じるからです。

利用日がそのまま反映されるケースもありますが、普通は数日程度、カード会社への請求が遅れるとデータ反映までに数週間から1ヶ月以上かかることも少なくありません。

つまり買物が締め日より前でも、支払いは翌月に持ち越しになることも考えられるのです。

クレジットカード利用では「買物したのにカード明細を見ても記載がない」ということがしばしば起こりますが、これはこういったタイムラグのせいなんですね。

ただ請求は通常「遅れる」ことはあっても「早まる」ことはないので、支払いを先送りしたい方にとっては特に問題はないでしょう。

しかし海外でのカード利用は時差の関係上、請求が早くなるケースも考えられますのでご注意くださいね。

Web明細で反映状態をチェックする事が大切

このタイムラグは店舗とカード会社側の事情によるものですから、カード会員である私たちにどうこうできるものではありません。

できることといったら、カード利用明細をこまめにチェックして、利用が反映されるタイミングを確認することくらいです。買物する度にチェックすれば、お店毎の反映時期の目安も大体掴めてくるでしょう。

クレジットカードの明細は、以前は月一で紙の明細書が郵送されていましたが、現在はWeb明細が主流です。

Web明細のいいところは、好きな時にいつでも明細を閲覧できることです。

【カード明細はWebでチェックできる】

・紙の明細書からオンライン明細が主流に
・会員サイトで365日24時間いつでも明細を確認できる

クレジットカード締め日は請求が確定する日のこと

先ほどの例の27日締めカードなら、そのWeb明細書の請求額はこんな風に表示されているはずです。

<確定> 5月分 70,000円 
<未確定>6月分 50,000円

これを見ると、5月分は締め日を過ぎて請求金額は既に「確定」しています。一方6月分はまだ締め日前なので、今後増える可能性もあるため「未確定」です。

つまりクレジットカード締め日とは、カード代金の請求額がこの「未確定」から「確定」に変わる日のことなんですね。

締め日はカード会社によって異なる

全てのカード会社が締め日を設定していますが、その日付はカード会社によって異なります。

特に複数のカードをお持ちの方は、混乱しないよう気をつけましょう。

カード会社毎の違いについては、次章にクレジットカード締め日と支払日の一覧表をご用意しましたので、後ほどそちらでご確認くださいね。

クレジットカードの支払日は引落しの日!口座残高を要チェック

「クレジットカード締め日」とはどういうものなのか、以上で大体わかって頂けたと思います。次は「クレジットカード支払日」についてご説明しましょう。

クレジットカードを使うなら、「締め日」と「支払日」どちらもキチンと理解していることが大切です。

支払日とは口座から代金が引き落とされる日

でもクレジットカード支払日の方がずっと理解しやすいですよ。支払日とは読んで字のまま「支払う日」のこと、つまりカード利用代金の振替日を表しています。

締め日と支払日は、以下のように必ずワンセットで考えてください。

1.締め日:カード請求額が決まる
2.支払日:その代金が口座から引き落とされる

締め日と支払日はカード会社によって違う

どのクレジットカードにも締め日と支払日がありますが、その日付はカード会社によって違います。

カード名 締め日 支払日
三井住友VISAカード 15日・月末 翌月10日・翌月26日
ダイナースクラブカード 20日 翌月10日
イオンカード 10日 翌月2日
JCBカード 15日 翌月10日
セゾンカード 月末 翌々月4日
ライフカード 5日 27日または翌月3日
(金融機関の種類によって違う)
ジャックスカード 月末 翌月27日
オリコカード 月末 翌月27日
楽天カード 月末 翌月27日
エポスカード 27日・4日 翌月27日・翌月4日

締め日から支払日までは約1ヶ月間の猶予期間がある

では上記の表の中から、三井住友VISAカードを例にとってご説明しましょう。

三井住友VISAカードは支払日が選択できるようになっており、それによって以下のように締め日が異なります。

■締め日 15日
■支払日 翌月10日
締め日〜支払日は25日間
■締め日 月末
■支払日 翌月26日
締め日〜支払日は25日間

締め日から支払日までの期間が、どちらも25日間もあることがわかるでしょう。つまりカード請求額が確定してから実際に代金を支払うまでには、およそ1ヶ月間近いブランクがあるのです。

もしも前月の締め日直後の買物なら、その支払いは約2ヶ月も先でいいということになりますね。実はこの「支払い猶予」も、クレジットカード利用のメリットの一つなのです。

なお上表のうちセゾンカードはこの猶予期間が最も長く、支払いは最大およそ3ヶ月も先になります。

支払日が休日に重なると営業日まで延期

クレジットカードはこの締め日と支払日の間のブランクのせいで、使った代金の支払いが済んだのかどうか、勘違いしやすいところもあります。特に複数のクレジットカードをお持ちの方は混乱しないよう気をつけてくださいね。

なおクレジットカード締め日は曜日とは無関係に必ずその日付に実行されますが、クレジットカード支払日の方は、土曜・日曜・祝日に重なると引落しは翌営業日まで延期となります。

ただカード会社によっては休日の前に引落とされるケースもあるので気をつけましょう。

引落しが近づくと、大抵のカード会社がお知らせメールを送信してくれますので、メールさえ毎回チェックしていれば支払日を忘れることはありません。

クレジットカード支払日までに口座にお金を準備しておく

カード会員がクレジットカード支払日までに毎月必ずしておくべきこと、それが「銀行口座の残高確認と入金」です。

口座にお金がなければカード代金を引落とせないので、支払日までには必ず請求額以上の金額を準備しておかねばなりません。

でも口座残高って、うっかりすると予想外に減ってることってありますよね。

カード会社のお知らせメールを登録しておくと便利

そこで是非活用したいのが、先ほどご説明したクレジットカードの「メールサービス」です。

中にはカードを使う度に届く「クレジット利用メール」を登録できる場合もありますが、支払日メール以外の対応はカード会社によって様々です。

以下がそのお知らせメールの種類と、それによって届く情報内容です。なお利用明細については、通常リンク先の会員ページで確認できるようになっています。

クレジット利用メール 締め日メール 支払日メール
カードを使った日時と金額 当月分の請求額 引落し日とカード請求額

カード会社からのメールはこのような大切な情報も多いので、毎回内容を確認するようにしてくださいね。お知らせメールに毎回目を通していれば、カード代金が引落せないといった失敗はないでしょう。

後日もう一度引落しをしてくれる再振替サービスも

しかしカード会社によっては、支払日当日に入金が間に合わなくても、後日登録口座から引落しできる場合もあります。

一部のカード会社は、支払日を過ぎてからも引き続き振替を行ってくれる「再引落し」や「再振替」と呼ばれるサービスに対応しているからです。

【再引落し・再振替】

・カード会社によっては支払日を過ぎても振替を続けてくれる
・再振替は後日に再度、もしくは一定期間毎日対応してくれる場合もある
・このサービスは対応する金融機関からの引落しに限られる

しかし再引落し・再振替に対応している場合も、指定銀行が限られるなど一定の条件がありますし、正常に振替できるまでは以下のようなペナルティも発生することにご注意くださいね。

  • カード利用が停止
  • 遅延損害金が発生
  • 繰り返せば信用情報に悪影響

頻度も少なくすぐに再振替できた場合、通常こういったペナルティは課せられずに済むようです。

しかしだからといって、クレジットカードは支払日までに入金しなくても大丈夫ということにはなりません。

再振替・再引落しとはあくまでも入金の手間に対する配慮であって、支払日の延長サービスではないからです。

基本的にクレジットカード支払日までに引き落とせなければ、必ず何らかのペナルティは受けるものと考えてください。

支払日とクレジットカードの注意点!【ハードユーザー向け】

クレジットカードは、使い慣れるに従って毎月の利用額も多くなります。たくさん使えば使うほど、顧客としての信用も増えるのですが、それと同時にトラブルが生じる機会も増えてきます。

次はクレジットカード支払日に関するちょっとしたトラブルとその解決方法をご紹介しましょう。

支払日に間に合わなければカード会社に連絡を!

クレジットカードの利用上のトラブルで最も多いのが、やはり支払日の残高不足です。

引落しできなければ、後日カード会社から必ず確認の電話がかかってきます。でも自分で気付いたら、電話を待たずこちらから連絡を入れる方が印象はずっとよくなりますよ。

【支払日までに入金できなかったらどうなるの?】

・カード会社から確認電話がかかってくる
・気づいたら自分でカード会社に連絡を入れる方が良い

クレジットカード支払日を守れるかどうかは信用に関わる重大事。例えその原因が単なるうっかりミスだったとしても、決して軽く考えてはいけません。

どちらの場合も、今後の入金予定をはっきりカード会社に伝えることが大切です。入金方法については、カード会社の指示に従いましょう。

これで殆どの場合、その後も特に問題なくクレジットカードを使い続けることができるはずです。

支払日を守らないと最悪ブラックになることもある

最悪なのは、カード会社からの連絡を無視してしまうことです。

カード会社は会員と連絡が取れなくなることを大変嫌いますので、電話に出ないと事態は悪化するばかり。

またカード会員に以下のような態度が見られると、一気に対応が厳しくなるのはどのカード会社も同じです。

  • 期日遅れを何度も繰り返す
  • 約束通りに入金できない
  • 支払う意思が見られない

期日までに支払うことはちゃんとクレジットカード会員規約に明言されていますから、約束を守れないなら会員資格を剥奪されたって文句は言えません。

また61日目以上の長期延滞になると、信用情報上ブラックとなるので要注意です!こうなると、最低5年間はどのクレジットカードの審査にも通りません。

クレジットカード会員になったら、こういった事態だけは避けたいものですよね。

支払い方法を変更すればカード代金を減らせる

クレジットカード支払日までに入金できない最大の原因は、やはり「カードの使いすぎ」でしょう。クレジットカードは後払いなので、手元に現金がなくても使えてしまうからです。

もしもまだ使う前ならば、先にご説明したように締め日を目安に利用額の調整も可能ですが、問題は既に使ってしまったケースです。

こうなったら、もうどうしようもないのでしょうか?

クレジットカードには様々な支払い方法がある

実はクレジットカードには、請求金額を減らせる方法があるんですよ。

それが「支払い方法の変更」です。

クレジットカードのショッピング支払い方法は一回払いだけではありません。それ以外にも以下のように様々な支払い方法に対応しています。

支払い方法 手数料
二回払い 手数料無料
ボーナス一回払い 手数料無料
分割払い 手数料がかかる
リボ払い 手数料がかかる

支払い方法を変更すれば請求金額を減らせる

クレジットカードによってはボーナス一回払いには対応していない場合もありますが、その他の支払い方なら基本的にどのカードでも可能です。

一回払いを分割やリボに変更すれば、その月の請求額を一時的に減らすことができます。

支払い方法は利用一件毎に指定できますから、高額な買物だけ分割で、残りは一回払いというのもOKですよ。

ただし分割やリボには手数料がかかることを忘れてはいけません。分割やリボに変更すれば確かにその月の請求は減りますが、手数料まで含めると結果的に支払額は一回払いよりも増えてしまいます。

必要に応じてリボ払いに変更するのが便利

クレジットカードは「全部一回払い」にしている方が殆どだと思いますが、これを「全部リボ払い」に設定することも可能です。これなら幾ら使っても支払額は毎月一定ですね。

しかしさっきご説明した通りリボ払いは結果的に支払額が増えますから、全部リボだと今は楽でも将来的に苦しくなる可能性もあるので気をつけてください。

やはり普段は全部一回払いで、必要時に必要分だけをリボや分割にするのが無難でしょう。これなら今月は使いすぎてしまったという時にも、安全に切り抜けることができますね。

支払い方法変更にも締切日がある

でもその場合、「支払い方法変更の締切日」にはご注意ください。変更の締切に間に合わないと、支払い方法を変えることができないからです。

そしてここでも目安となるのが、やはりクレジットカードの「締め日」と「支払日」なのです。

締め日を過ぎても支払い方法の変更は可能

クレジットカード支払日になるともう間に合いませんが、締め日を過ぎていても支払い方法の変更が可能なクレジットカードもあります。

以下の例のように、カード会社によって対応が違いますので、必ずお手持ちのカード毎にご確認ください。

【支払い方法変更の締め切り日はカードによって違う】

・クレジットカードの「締め日まで」しか変更できない
・クレジットカードの「支払日1週間程度前」なら変更できる

使いやすいリボ払いに対応している場合もある

またカードによっては、以下のような使いやすい特殊なリボ払いに対応しているものがあります。

このリボに登録すれば、使いすぎた月だけ・使いすぎた分だけがリボ払いに自動的に振り分けられるのでとても便利ですよ。

【特殊なリボ払い】

・自分で設定した上限を超えた分だけリボ払いになる
・上限を超えない分は一回払いになる

クレジットカードに入会したら、こういった支払い方法についても是非チェックしてくださいね。

締め日と支払日を知ればクレジットカードがもっと便利になります

クレジットカードの締め日と支払日を全く意識せずカードを使っている方も多いようです。普段はいいのですが、何かあった時にはこれでは困ります。

クレジットカードの締め日と支払日をキチンと理解できていれば、使い過ぎた時もカード請求額を調整できますし、残高不足といった事故も起こりません。

支払日を過ぎても口座にお金を用意できないということだけは避けたいものですよね。

特にクレジットカードを何枚もお持ちの方は、カード毎に締め日と支払日をご確認の上、適正利用を心がけましょう。

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