信用情報は確認できる!信用情報報告書の見方と開示請求について

クレジットカード審査の際に非常に重視されるのが、過去のクレジットカードやローンなどの利用履歴を取りまとめた信用情報というデータです。

信用情報は、信用情報機関と呼ばれる特定の機関で管理されており、本人であれば開示請求を行って登録内容を確認することができます。

そこでここでは、もし開示請求を行うのであればぜひ知っておいてほしい、信用情報の見方や重要なポイントについて詳しく解説していきたいと思います。

【目 次】

信用情報は確認できる!信用情報開示請求をして内容を把握

クレジットカードの審査に必ず影響するのが信用情報です。信用情報とは信用情報機関に登録されている金銭に関わる取引内容や個人情報のことです。

国が認定している指定信用機関は下記の3つがあります。

  • CIC(主にクレジットカード取引)
  • JICC(主に消費者金融での取引)
  • 全国銀行個人信用情報センター

信用情報は自分で確認できる

めったにありませんが、ごく稀に信用情報機関に登録されている情報に誤りがあるケースがあります。

同姓同名などの誤り登録で事実と異なる情報が、登録されてしまっている場合もあるのです。

万一、不利な情報を誤り登録されたままクレジットカード審査を受けると、審査に通らない場合もあります。

身に覚えがないのにクレジットカード審査に落ちてしまった場合は、一度信用情報を確認してみた方が良いかもしれません。

【CIC】や【JICC】はスマホでも開示請求ができる

CICやJICCはスマホからでも開示請求ができる為、わざわざ窓口に来店する必要がなく、簡単に内容を確認する事ができますよ。

インターネット 郵送 来店
利用可能日時 【CIC】
8:00~21:45
土日祝日も平日もOK
【JICC】
受付のみ24時間365日
申込書到着後
10日後ぐらい
【CIC】
10:00~12:00
13:00~16:00
平日
【JICC】
10:00~16:00
平日
支払方法 クレジットカード一括 定額小為替証書
ゆうちょ銀行で発行
現金
手数料 1,000円 1,000円 500円
JICCの場合、ネット受付は24時間365日対応していますが、開示の結果は郵送での対応となります。CICの場合は、開示の結果もネット上で確認ができます。

JBA(全国銀行個人信用情報センター)の開示は郵送のみ

CICやJICCはスマートフォンや来店で開示請求できますが、JBA(全国銀行個人信用情報センター)は郵送のみの対応となります。

発行手数料は1,000円でゆうちょ銀行発行の定額小為替証書での支払いとなります。

超重要!クレジットカード審査に影響する信用情報のポイントと見方

信用情報機関は、国が認定した3つの指定信用情報機関を中心に複数あります。

それぞれの機関で、信用情報のフォーマットや記載内容は少しずつ異なります。ただし、クレジットカード審査に関係のあるような重要性の高い情報については、どの信用情報機関でもほとんど同様の形式で項目を設けています。

ここでは、以下の信用情報報告書のフォーマットをもとに、信用情報の見方について解説していきたいと思います。

信用情報には様々な情報が記載されていますが、その中でも必ずチェックしてほしい重要なポイントは、上記の画像に番号が振られている5か所です。

信用情報報告書説明画像

この5つの項目について、ここからは順に解説していきましょう。どんなことが書かれているとクレジットカードの審査に影響するのかという点についても、併せてご説明していきたいと思います。

①契約内容:『保証契約』に要注意!知っておきたい保証会社の仕組み

契約内容に関しては、以下の8つの表示のうち、いずれか1つが記載されます。

表示 内容
カード等 クレジットカード等の契約
個人割賦 商品などの代金を分割払いなどで支払う契約
リース 商品のリース料を支払う契約
保証契約 支払い不可能になった契約者に代わって、保証会社等が返済することを取り決めた契約
無保証融資 保証のついていないキャッシング
保証融資 保証のついたキャッシング
住宅ローン 住宅資金を借り入れた契約
移管債権 複数のクレジット契約を一本化したもの

この8種類の表示の中で、特に注目してほしいのが保証契約です。

保証会社というのは、万が一、分割払いやリボ払い、キャッシングなどの返済を続けることが不可能な状況になってしまったときに、契約者本人の代わりに残債をカード会社に支払う『代位弁済』を行うという機能を持つ会社です。

クレジットカードの契約をする際には、ほぼ必ず保証会社との委託契約も同時に結ばれることになっています。

ただし、ここで『もしクレジットカードの支払いができなくなっても、保証会社が代わりに返してくれるんだ』と安心してはいけません。

保証会社が代位弁済を行ったことによって、本来、契約者が支払うべき債務が帳消しになるということはありません。ただ単に、債権者がカード会社から保証会社に移るだけで、契約者に支払いの義務があることに変わりはないのです。

そして、信用情報の契約内容が『保証契約』となっていれば、過去にクレジットカードやキャッシングなどの返済を完了させることができなかった経歴があるという事実は一目瞭然です。

②支払回数:リボルビング機能の有無がわかるのはココ!

支払回数の項目には、契約時の支払回数が表示されます。

特に所定の支払回数が決められていなければ空欄になりますし、分割払いが不可能な場合は『1回』と表示されることもあります。

なお、クレジットカードにリボルビング機能が付帯している場合は、この欄には『リボ』と記載されます。

③入金状況:延滞経歴アリだと審査に悪影響!?その理由とは

入金状況の欄には、カード会社などへの月々の支払いの状況が記載されます。上のフォーマットでは、一番左が直近の情報で、右に行くほど古くなるという表記になっており、全部で24か月分の支払い状況が一覧でわかるようになっています。

この項目では一目で支払い状況を確認することができるように、以下のような特定の記号が用いられます。

記号 内容
請求通りまたは請求金額以上の入金
P 請求額の一部のみ入金
R 契約者本人以外からの入金
A 契約者の事情により入金予定日に未入金
B 契約者の事情とは無関係の理由で未入金
原因不明の未入金
請求・入金ともに無し(クレジット利用無し)
空欄 クレジットカード会社からの情報更新無し

この項目に、$または-以外の記号が記載されている場合、期日通りに所定の金額を支払うことができなかった、つまり延滞してしまったと判断されます。

といっても、データが残っている24か月間で延滞が1,2回程度であれば、さほど問題視されることはないでしょう。

しかし、延滞の回数や頻度があまりに多すぎると、支払い能力が低い、もしくは支払期日を守るという意識がなく信用できないと判断され、クレジットカード審査を落ちる要因の1つになってしまいます。

また、逆にクレジットカードの利用がないことを示す-や空欄の回数が多すぎるのも、あまり良いこととは言えません。

支払い状況のデータが少なすぎると、どうしても支払い能力を適正に判断することが難しくなるので、リスクを避けるために評価基準が厳しくなってしまう可能性があります。

クレジットカード審査への影響を考えると、ほぼ毎月のようにクレジットカードを利用していて、なおかつ延滞がほとんどないというのが、最も望ましい状況と言えるでしょう。

④支払い状況:ブラックの正体!異動情報が掲載される3つの原因

支払い状況の欄にはいくつかの項目がありますが、その中でも特に重要なのが返済状況の欄です。クレジットカードの利用に関して、特に何も問題がなければこの欄は空欄になります。

もしここに『異動』と記載がある場合には、注意が必要です。

異動というのは、クレジットカードの支払いやキャッシングの返済において、なんらかのイレギュラーな事態が起こり、支払いが契約通りに続けられなくない状態に陥った際に記載される情報です。

返済状況に異動情報が記載される原因は主に3つあります。

  • 返済日から3か月以上または61日以上の延滞
  • 保証会社による代位弁済
  • 破産手続き開始(裁判所による破産宣告)

信用情報機関によっては、他にも任意の債務整理や強制解約などが異動情報として記載されることもあります。

これらのトラブルは、いずれもクレジットカード会社にとっては非常に印象の悪い、信用を損なう行為です。

そのため、信用情報に異動情報が記載されていると、新たに契約をするにはリスクが高いと判断され、まず間違いなくクレジットカードの審査には通らなくなってしまいます。

俗にいう『ブラックリストに載っている』というのは、この状態を指すのです。つまり、クレジットカード審査においてブラック扱いを受けるかどうかは、信用情報次第で決まるということになります。

また、ブラックリストには登録期間が定められていて、一定の年数を経過するとブラック情報が削除されるのです。

ブラックリストの登録期間については、クレジットカードのブラックリストいつ抜け出せる?登録期間を解説!の記事で紹介してますので、あわせてチェックしてみてくださいね。

⑤終了状況:ココに問題アリもブラック扱いの原因に…

支払い状況の項目の中には、もう1つブラックとして扱われる原因になるポイントがあります。それは終了状況の欄です。

終了状況の記載パターンは、以下の6つです。

表示 内容
完了 支払いが完了し、クレジット会社との契約が終了したもの(解約)
本人以外弁済 保証会社や保証人など契約者本人以外が支払いをしたもの
貸倒 カード会社等が貸し倒れとして処理したもの
移管終了 ①複数の契約を一本化するため、契約終了扱いになったもの
②カード会社等が債権を第三者に譲渡したもの
法定免責 支払いの免除が法的に認められたもの(破産)
空欄 契約が継続中のもの

この欄に関しては、正しい形で支払いができていれば、完了と記載されるか空欄のままになるはずです。

返済状況の欄がそれ以外の記載になっていると、契約通りに支払いを完了させることができなかったということになるので、異動情報と同様にブラック扱いされる原因となってしまいます。

見方がわからなきゃ意味がない!信用情報を正しく活用しよう

信用情報の中でも、絶対にチェックしなければならない重要なポイントというのはある程度決まっています。

そのポイントをしっかりおさえておかないと、クレジットカードの審査に影響を与えるような重大な情報を見落としてしまいかねません。

ここでご紹介した見方を参考にして、ぜひせっかくの自分の信用情報を確認する機会をしっかりと活用してください。

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