ガソリンで得するクレジットカード ENEOS(エネオス)カードは給油量や利用額に応じて3種類から選択できる
投稿日時:2023.04.03
石油系のクレジットカードは数々ありますが、その中から今回は「ENEOSカード」についてご紹介します。
ENEOSカードは、キャッシュバックタイプのC、ポイントタイプのP、スタンダードタイプのSという3つの種類があり、年会費や特典などがそれぞれ異なります。
なので、ご自分の給油量やお好みによって、最適なものを選ぶことができるのです。また、石油系のカードらしく、カーライフを充実させることができるような優待もいろいろついています。
ENEOSを利用しているという方には、一考の価値あるカードですよ!
ENEOSカードの魅力!選べる3タイプでそれぞれ違ったお得!
- タイプにあわせて3種類から選べる
- ENEOSカードSなら常時給油が2円/L引き&年1度でも利用すれば年会費無料
- 家族カード・ETCカードが年会費無料
- ポイントを給油代に充当できる
- ロードサービスが付帯で安心
- 電子マネーQUICPayも利用できる
- 年会費無料
- 基本還元率が高い
- 特定店舗で高還元
- スピード発行
- 審査の間口が広い
- 海外旅行傷害保険
- 国内旅行傷害保険
- 空港ラウンジ
- 優待が豊富
- ポイント期限なし
- ETCカード
- 電子マネー
やはりもっとも大きな特長は、3種類のカードタイプがあるということでしょう。
どれを選ぶかによって得られる特典がかなり変わってきますので、以下にご紹介する各タイプの説明をよくお読みになって、どれが最適かを検討してみてくださいね。
うれしいキャッシュバック!ENEOSカードCは最大7円/L引き
3種類のカードについて、それぞれの特典内容や基本的な情報を順番に見ていきましょう。まずは、キャッシュバックタイプである「ENEOSカードC」からご紹介します。
利用額に応じて給油が最大7円引き
ENEOSカードCの最大の特長はキャッシュバック、すなわち、請求時に値引きが行われる特典があることです。いくら分のキャッシュバックがあるかは、月々のカード利用額によって決まります。利用額とキャッシュバック単位の関係は、以下の通りです。
ENEOSカード Cの月間利用額 | 請求時の値引き単価 |
---|---|
1万円未満 | 1円/L引き |
1万円~2万円未満 | 2円/L引き |
2万円~5万円未満 | 4円/L引き |
5万円~7万円未満 | 5円/L引き |
7万円以上 | 7円/L引き |
ちなみに、灯油はいつでも1円/L引きとなります。
最初の月のカード利用額によって、翌月にキャッシュバック単価が通知されます。そして、さらにその翌月に給油した分について、請求時にキャッシュバックが適用されるというシステムです。
キャッシュバック適用は月に150Lまで
キャッシュバック単価を決定するためのカード利用額には、ENEOSでの給油や洗車などはもちろん、それ以外のカード決済や、家族カード・ETCカード・QUICPayでの利用額も含まれます。
走行距離の多い方が給油すべてをカード決済し、日々のお買い物も公共料金や通信料などもこのカードで支払うようにすれば、月に7万円以上の利用をして7円/L引きという最大キャッシュバック単価を実現するのは、それほど困難ではないはずです。
しかし、キャッシュバック単価が適用されるのは、家族カードでの給油分も含めて毎月150Lまでという制限があることに注意が必要です。
つまり、キャッシュバック金額は、最大でも月々150L×7円=1,050円、年間にすると12,600円となります。
ENEOSカードCは初年度年会費無料!次年度以降1,375円(税込)
ENEOSカードCは、初年度の年会費が無料となっています。しかし、2年目以降は毎年1,375円(税込)の年会費がかかるようになってしまいます。カード利用額が多く、給油量も多いという方には大変お得なカードと言えます。
カード利用でポイントがたまる!ENEOSカードPは高還元率!
では次に、ポイントタイプであるENEOSカード Pについて見ていきましょう。
ENEOSなら1,000円=30ポイントもらえる!
ENEOSカード Pの最大の特長は、利用場所や利用額に応じてポイントがたまっていくことです。ENEOSでの利用では1,000円ごとに30ポイント、それ以外での利用では1,000円ごとに6ポイントがたまります。
本人カードだけでなく、家族カードやETCカード、QUICPayなどでの利用もすべて利用額に含まれ、金額に応じたポイントが付与されます。ただし、1,000円未満は切り捨てとなりますので、ご注意ください。
1,000ポイント=1,000円で使える
たまったポイントは、いくつかの使い道があります。いろんな商品に交換することもできますが、やはりもっとも魅力的な使い道は、カード利用代金へのキャッシュバックです。
項目 | 内容 |
---|---|
移行レート | 1,000ポイント=1,000円 |
利用単位 | 1,000ポイント単位 |
このような単位で、ENEOSでの利用料金も含めたカード利用金額の支払いに充当できます。基本的には1,000ポイント単位ですが、「1,350円キャッシュバック」というコースもありますので、それを選べば細かい単位でポイントを利用できます。
1,000ポイント=400マイル単位でマイル移行もできる
また、マイルや別のポイントプログラムに移行することもできます。移行レートは以下のようになっています。
移行先 | 移行レート |
---|---|
JALのマイル | 1,000ポイント=400マイル (1,000ポイント以上、1,000ポイント単位) |
ANAのマイル | 1,000ポイント=400マイル (1,000ポイント以上、1,000ポイント単位) |
Tポイント | 1,000ポイント=700Tポイント (1,000ポイント以上、1,000ポイント単位) |
キャッシュバックに比べるとかなり悪いレートになってしまいますので、有効な使い方としては旅行のときのマイル補充くらいで、それ以外はやはりキャッシュバックに使うのがオススメです。
ポイントの有効期限は2年間!
ENEOSカードPでためたポイントの有効期限は、2年間となっています。月々のカード利用代金に応じてポイントがたまっていくので、その月から2年後の同月が有効期限となり、月々獲得した分だけ失効していきます。
ポイント交換は、以下のいずれかの方法で申し込むことができます。
- アプリ
- 店頭
- インターネット
- 郵便
- 電話
ただし、Tポイントへの移行など、インターネット限定の商品もあります。せっかくためたポイントを失効してしまわないよう、有効期限に注意してお好きなものに交換してくださいね。
ENEOSカードPも初年度年会費無料!次年度以降1,375円(税込)
先にご紹介したENEOSカード Cと同様、ENEOSカード Pもまた初年度は無料ですが2年目以降は1,375円(税込)の年会費がかかります。たとえば、年会費の元をとるために1,350円キャッシュバックを選んだ場合、1,350ポイントが必要となります。
月々に5,000円の給油でも150ポイントたまりますから、150ポイント×12ヶ月=1,800ポイントとなり、ENEOSの給油だけでもじゅうぶん年会費の元が取れます。
この他にENEOSでの洗車やタイヤ交換、ショッピングや公共料金の支払いなども含めれば、さらにポイントが貯まりますから、年会費を支払ったとしても還元率の良いカードと言えますね。
ENEOSカードSは年に1度でも利用すれば年会費無料!給油がいつでも2円/L引き
では最後に、スタンダードタイプである「ENEOSカードS」をご紹介します。スタンダートとはいっても、他の2タイプにはない特長も併せ持ったカードですので、ぜひチェックしてみましょう!
ENEOSカードS給油がいつでも2円/L引き
第一の特長は、ENEOSカード Sを利用して給油をすると、ガソリン代および軽油代がいつでも2円/L引きとなることです。また、灯油もいつでも1円/L引きで購入できます。
カードの利用額や給油量にかかわらず常に割引価格で給油ができるのは、利用額や給油量が多くない時でもお得でうれしいですよね。
給油以外のENEOS利用で1,000円=20ポイントたまる!
さらに、ENEOSカードSでもポイントを貯めていくことができます。ポイント付与率は、ENEOSでの利用か、それ以外のショッピング利用かによって以下のように設定されています。
利用先 | ポイント付与率 |
---|---|
ENEOSでの給油・灯油以外の利用 | 1,000円=20ポイント |
ENEOS以外での利用 | 1,000円=6ポイント |
元々、給油での割引がある分、ENEOSでのポイント付与率はENEOSカードPよりも低くなりますが、ショッピングでの付与率は同じです。また、たまったポイントの使い道や有効期限も、ENEOSカードPと同様です。
ENEOSカードSは年1回の利用で年会費無料
さらに、ENEOSカードSのメリットとして、年1回以上のカード利用で年会費が無料になる点は見逃せません。
年会費無料にするための利用条件も、ENEOSでの利用に限っておらず、クレジット決済によるショッピングでもQUICPayでもETCでも、いずれかを年に1回以上利用すればよいのです。これなら、誰もが簡単に年会費無料にすることができますね。
ENEOSカードはお得な入会特典や会員特典も満載!電子マネーにも対応可能!
ここまで、ENEOSカードについて3つのタイプごとにその特徴をご紹介してきましたが、ここからは全タイプに共通の特典や機能についてお話していきます。
Web入会で2円/L引き
まずは入会特典からご紹介します。ENEOSカードC・P・Sのいずれかにインターネットから申し込みをすると、給油が2円/L引きとなる特典が利用できます。特典の利用条件は、以下の通りです。
項目 | 内容 |
---|---|
値引き期間 | 入会の翌月から3か月間 |
値引き量の上限 | 100Lまで |
対象商品 | ハイオクガソリン、レギュラーガソリン、軽油 |
QUICPayやApplePayも利用可能
ENEOSカードは、電子マネーQUICPayにも対応しています。ENEOSはもちろん、スーパーやコンビニ、飲食店など様々なお店で利用できます。モバイル型でも、カード型(専用カードまたは一体型)でも、お好きなタイプを選ぶことができます。
すでにお伝えしているように、QUICPayで支払った分についても、ENEOSカード PおよびSのポイントや、ENEOSカード Cのカード利用額の対象となりますので、通常のクレジット決済と同様にお得に使えます。
また、iPhoneをお持ちの方は、ApplePay(アップルペイ)にENEOSカードを設定することも可能です。
安心のロードサービスが無料付帯
ENEOSカードには、24時間365日対応の無料ロードサービスが付帯しています。主なロードサービスの内容は、以下の通りです。
ロードサービス内容 | 料金 |
---|---|
レッカーサービス (自力走行不能の場合) |
10㎞まで無料 |
以下の路上修理(30分以内) ・キー閉じ込み開錠サービス ・バッテリージャンピング ・タイヤパンク時の交換作業 ・落輪時の引き上げ作業 (落差1m以内、タイヤ1本まで) ・ガス欠時給油作業 ・その他30分以内の作業 |
30分以内は無料 |
これ以外のロードサービスも対応してくれますが、有料となりますのでご注意ください。
傷やへこみ修理の割引やレンタカー優待
ENEOSカードには、カーコンビニ倶楽部にて自動車の傷やへこみを修理する際、5%割引になる特典もついています。割引価格で修理するには、店頭でENEOSカードの提示が必要となります。
また、全国の以下のレンタカーを10%割引で利用できるサービスも付帯しています。
- オリックスレンタカー
- レンタカージャパレン
- エックスレンタカー
電話予約の際に、ENEOSカードの優待を受けたい旨をお伝えください。
アプリを利用すればさらに便利
ENEOSカード会員の方は、無料の専用アプリを利用することができます。アプリでできることには、以下のようなものがあります。
- 月々の利用明細や獲得ポイント等が一目で確認できる
- GPS機能との連動で緊急時のロードサービスが簡単&便利!
- ポイント交換やキャンペーンへの応募もラクラク
- 天気や渋滞情報、さらには一人ひとりにマッチしたお得な情報等が見られる
- QUICPayやApplePayの登録・利用も簡単
- カードの紛失・盗難連絡もワンタッチ
中でも、スマホの位置情報を利用して簡単にロードサービスを依頼することができるのは、いざというときにきっと役立つはずです。ぜひ、ENEOSカードアプリをダウンロードしておきましょう。
3種類のENEOSカードの基本情報をまとめてチェックしておこう
それでは最後に、3つのENEOSカードの基本情報をまとめてご紹介しておきます。
項目/カードタイプ | C | P | S |
---|---|---|---|
年会費 | 1,375円(税込) (初年度無料) |
1,375円(税込) (初年度無料) |
1,375円(税込) (初年度無料) ※年1回以上の利用で 次年度以降も無料 |
・家族カード ・ETCカード |
無料 | 無料 | 無料 |
国際ブランド | VISA・JCB | VISA・JCB | VISA・JCB |
ポイント | - | 【ENEOS】 1,000円=30P 【ENEOS以外】 1,000円=6P |
【ENEOS】 1,000円=20P 【ENEOS以外】 1,000円=6P |
給油値引き | 利用額に応じて 1円~7円/L引き |
- | 2円/L引き |
・QUICPay ・ApplePay |
〇 | 〇 | 〇 |
国内・海外旅行 傷害保険 |
- | - | - |
海外ショッピング保険 (JCBカードのみ 自動付帯) |
年間50万円まで | 年間50万円まで | 年間50万円まで |
ENEOSカードは3種類!給油量や利用額に応じて選ぼう
給油量やカード利用額が多い方はキャッシュバックタイプが、逆に給油もカード利用も少なめという方にはスタンダードタイプがオススメです。
両者の中間くらいの方、また、ポイントをためて交換するのがお好きな方ならポイントタイプも良いでしょう。
保険や会員だけの優待などは少な目ですが、QUICPayやApplePayのカードとしても便利に使っていくことができる1枚です。ENEOSをご利用の方は、一度検討してみてはいかがでしょうか?