QUICPay(クイックペイ)の種類と特徴を徹底解説

現金いらずで支払いができて、クレジットカードのようなサインや暗証番号もいらない電子マネーはとても便利ですよね。

そんな電子マネーの中でも加盟店の数が多く、人気を集めているものの1つがQUICPay(クイックペイ)です。

電子マネーというと、カード型やスマホなどで利用するモバイルタイプが主流ですが、実はこのQUICPayにはそれ以外にも様々な種類があり、用途に合わせて選ぶことができます。

ここではそんなQUICPayの種類と、それぞれの特徴について詳しくご紹介していきたいと思います。

【 目 次 】

チャージ不要のポストペイだから便利!QUICPay(クイックペイ)の基本

まずはQUICPayの基本的な機能・サービスについて、一通りご説明していきましょう。

QUICPayは、クレジットカードと連携して後払いの形で支払いをする、いわゆるポストペイタイプの電子マネーです。

プリペイドタイプの電子マネーと違って事前のチャージを必要としないので、使いたいときにいつでもすぐ使うことができます。

QUICPay説明画像

ただしすべてのクレジットカードがQUICPayと連携可能なわけではありません。クレジットカードの発行会社によってはQUICPayに一切対応していない場合もありますし、QUICPayのタイプによっても連携できるクレジットカードの種類は多少異なるので、注意が必要です。

QUICPayを利用するつもりで新たにクレジットカードを作る場合には、必ず自分が利用したいタイプのQUICPayに対応している発行会社かどうかを確認して選ぶようにしましょう。

なお、一部のQUICPayはプリペイドカードやデビットカードでのチャージにも対応していますが、利用できる店舗は限られてくるので、その点は注意してください。

普段の買い物からレジャーまで…いろいろ使えるQUICPay

QUICPayを利用する上で気になるのが、どこで使うことができるのか?という点ですよね。

QUICPayの加盟店は280以上あり、全国的に店舗を展開する大手も多数含まれています。以下に主要な加盟店を抜粋してご紹介しましょう。

QUICPay利用可能店舗画像

カテゴリ 加盟店
コンビニ ・セブンイレブン
・ローソン
・ファミリーマート
・ミニストップ
など
ガソリンスタンド ・ENEOS
・エッソ、モービル、ゼネラル
・昭和シェル石油
スーパーマーケット ・アピタ
・イオングループ
・マックスバリュ
・イトーヨーカドー
・フィール
など
ドラッグストア ・マツモトキヨシ
・スギ薬局
・ツルハドラッグ
・ココカラファイン
など
飲食店 ・ガスト
・マクドナルド
・すき家
・木曽路
・タリーズコーヒー
など
タクシー ・明和グループ
・宝交通
・東京無線タクシー
など
家電・本・服飾 ・ビックカメラ
・TSUTAYA
・ユニクロ
など
百貨店・モール ・阪急阪神百貨店
・ジェイアール名古屋タカシマヤ
・LOFT
・ANNEX
など
レジャー・アミューズメント ・ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
・東京ドーム
・快活クラブ
・ジャンカラ
など
空港施設 ・関西国際空港
・中部国際空港セントレア
・ANA FESTA
など

見ていただくとわかる通り、非常に幅広いジャンルで多岐にわたる加盟店を擁しているのです。日常的なショッピングはもちろんのこと、レジャーや旅行の際にも十分に活用できるでしょう。

クレジットカード同等の補償が受けられる!紛失・盗難補償付きで安心

チャージ不要で使えるQUICPayのようなポストペイ式電子マネーは、なくしたり、盗まれたりしてしまった時に容易に悪用されてしまうというリスクがあります。

その点、QUICPayには紛失・盗難補償が備わっており、万が一不正利用被害にあった場合にも、原則として連携しているクレジットカードと同等の補償が適用されるので安心です。

こうしたサポートの手厚さも、QUICPayの魅力の1つと言えるでしょう。

QUICPay(クイックペイ)単体として使える!5種類のQUICPayの特徴を解説

それではここからは、肝心のQUICPayの種類について見ていきましょう。QUICPayの中でも、QUICPay単体のサービスと、他の電子マネーなどの機能を兼ね備えた多機能タイプがあるのですが、まずはベーシックな単体のタイプから見ていきたいと思います。

それぞれの機能や特徴について、以下にご説明していきます。

ベーシックなカードタイプで作りやすい!QUICPay専用カード

まず最初にご紹介するのは、QUICPay専用カードです。このQUICPay専用カードはその名の通りカード型をしており、QUICPayとしてのみ利用することができます。電子マネーとしては、最もベーシックなタイプといってよいでしょう。

QUICPay専用カード

  • カード型でお財布やカードケースに入れておける
  • クレジットカード発行会社の取り扱いが比較的多い

カードなのでお財布やカードケースの中に入れてておき、ちょっとした買い物にいつでも利用することができます。

クレジットカード発行会社での取り扱いもJCBカードやセディナカード、オリコカードを含め計9社と比較的多く、作りやすいQUICPayの1つといえますね。

スマホ・携帯電話でQUICPayが使える!QUICPayモバイル

QUICPayにはアンドロイドのスマホ・携帯電話のおサイフケータイ機能を利用したQUICPayモバイルもあります。

QUICPayモバイル

  • スマホ・携帯電話と一体化して利用できる
  • クレジットカード発行会社の取り扱いが最も多い

QUICPayをスマホや携帯電話と一体化することができるので、他のタイプのように別途カードや機器が増えるわずらわしさがないのが最大のメリットです。

支払い方法はカードタイプと同様で、スマホ・携帯電話を端末にかざすだけで支払いができます。短時間の外出でも必ずスマホ・携帯電話を持ち歩く習慣のある方にとっては最も使い勝手の良いタイプと言えるでしょう。

クレジットカード発行会社の取り扱いも一番多く、QUICPay対応のクレジットカードであれば、必ずモバイルタイプでの利用が可能となっています。

利用上限なしで使える!ApplepayのQUICPay+(クイックペイプラス)

上でご紹介したQUICPayモバイルは、おサイフケータイ機能を利用するため、iPhoneユーザーの方には利用することができませんよね。

しかし、QUICPayはiPhoneやAppleWatchに搭載されたApplepayでも利用することができるのです。

Applepay説明画像

  • スマホと一体化して利用できる
  • 1回に2万円以上の高額利用にも対応
  • クレジットカード以外にプリペイドカード、デビットカードとの連携も可能

Applepayで利用できるQUICPayは、QUICPay+というバージョンアップした仕様になっており、通常のQUICPayとは2つの違いがあります。

まず、従来のQUICPayでは1回の利用額上限は2万円となっていましたが、QUICPay+にはその制限がありません。また、クレジットカードだけでなく、プリペイドカードやデビットカードと紐づけることができるのも、QUICPay+(クイックペイプラス)だけの機能です。

結果としてiPhoneユーザーの方は、さらに便利にQUICPayをスマホで利用することができるというわけです。

スポーツにもおすすめ!コンパクトNo1のQUICPayコイン

QUICPayの中でも最もコンパクトなのが、コインの形をしたその名もQUICPayコインです。

QUICPayコイン

  • 500円玉大のコンパクトサイズで携帯に便利
  • 専用リストバンドで紛失のリスクを軽減
  • 取り扱いクレジットカード会社はJCBのみ

QUICPayコインは500円玉よりも少し大きいくらいの極小サイズで、小さなコインケースや洋服のポケットにも容易に収まります。

もちろん、素材は金属ではないので小銭よりも軽く、持ち運びの負担はほぼないと言ってよいでしょう。

専用リストバンドが販売されているので、そちらを併せて利用するのもおすすめです。

QUICPayコインをバンドに入れて利用する説明画像

リストバンドにQUICPayコインを装着して携帯することができるので、さらに便利になりますし、紛失のリスクも軽減することができます。特にランニングなどのスポーツシーンでは、このQUICPayコインとリストバンドの併用が最適です。

なお、QUICPayコインはJCBカードからの発行となっており、他のクレジットカード会社のカードとの連携はできないので、その点は注意してくださいね。

10歳から使える!お子様にはおこづかいQUICPay

おこづかいQUICPayは、その名の通り、お子様のおこづかいに最適なサービスとなっています。

おこづかいQUICPay画像

  • 10歳以上のお子様から利用可能
  • 月間3万円を限度に利用額を1,000円単位で設定可能
  • 利用状況をメールで配信可能
  • 便利なモバイルタイプ
  • 取り扱いクレジットカード会社はJCBのみ

10歳から使うことができて、月間3万円を限度として1,000円単位で利用額の設定が可能になっており、なおかつ、利用状況を必要に応じて親にメール配信する機能があるので、使い過ぎの心配なくお子様にQUICPayを与えることができます。

また、おこづかいQUICPayはモバイルタイプなので、スマホと一体で持たせられるというのも便利なところです。

例えば塾や習い事などで帰りが遅くなるなど、お子様や家庭の状況によっては一般的なおこづかいよりも大きな金額を持たせておきたいこともありますよね。

そんな時、電子マネーは現金よりも管理がしやすく安心感があるでしょう。なお、このおこづかいQUICPayもJCBのみで利用できるタイプとなっています。

いろいろ使えてさらに便利に!多機能タイプの4つのQUICPay(クイックペイ)

単体でも十分に便利なQUICPay(クイックペイ)ですが、さらに幅広いシーンで活用できる多機能タイプも用意されています。

QUICPay以外としても使える多機能タイプのQUICPayとしては、以下の4種類があります。

こちらも、それぞれの機能と特徴について簡単にご紹介していきましょう。

1枚でクレカとQUICPayが使える!クレジットカード一体型

  • クレジットカードとQUICPayが1枚で使える
  • 取り扱いクレジットカード会社は3社(JCB・トヨタファイナンス・オリコ)のみ

クレジットカード自体にQUICPayの機能を搭載したクレジットカード一体型は、多機能タイプの中では最もメジャーなタイプと言えるでしょう。

QUICPay機能を連携するクレジットカードに直接搭載することができるので、余分なカードを増やさないで済むというメリットがあります。

ただし、クレジットカードにQUICPay機能を搭載して一体型として使えるクレジットカード会社はJCB、トヨタファイナンス、オリコの3社のみと少なく、選択肢が限られるという難点があります。

セブンイレブンでお得!QUICPay(nanaco)

QUICPay(nanaco)

  • QUICPayとnanaco両方の加盟店で利用可能
  • チャージ不要でQUICPayでもnanacoでも使える
  • セブンイレブンでクレジットカードポイントとnanacoポイント二重取り
  • nanacoカード発行手数料300円
  • 連携可能なクレジットカード会社は3社

QUICPay(nanaco)は、その名の通り、QUICPayとnanacoの機能を併せ持つ多機能タイプの電子マネーです。nanacoカードにQUICPay機能を搭載するという形で利用することになります。

QUICPayとnanaco、いずれの加盟店でも利用することができ、非常に便利です。

基本的な機能面に関してはQUICPayを踏襲しており、nanacoとして使う場合でもポストペイでチャージ不要となるほか、利用に応じて連携しているクレジットカードにポイントが貯まっていきます。

しかも、セブンイレブン利用時には以下のようにポイントを2重取りできるのです。

  • 200円ごとに1nanacoポイント+クレジットポイント

なお、QUICPay(nanaco)と連携できるクレジットカードは、下記のカードと限られるので、注意してくださいね。

また、QUICPay(nanaco)自体は発行手数料・年会費無料ですが、利用に必要なnanacoカードの発行には300円(税別)の発行手数料がかかります。

nanacoカードを無料で発行する方法もありますので、是非こちらの記事もあわせてご覧くださいね。

キーホルダータイプでドライバーにおすすめ!スピードパスプラス

スピードパスプラスは、エッソ・モービル・ゼネラルのセルフスタンド『エクスプレス』で利用できる独自の電子マネー、スピードパスにQUICPay機能を付加したものです。

スピードパスプラス画像

  • エッソ・モービル・ゼネラルの電子マネー『スピードパス』にQUICPay機能を搭載
  • キーホルダータイプで携帯に便利
  • 機器の受け取りはセルフスタンド『エクスプレス』でのみ対応

といっても、QUICPayの加盟店にはエッソ・モービル・ゼネラルはもともと含まれているので、基本的にはQUICPay単体とほぼ同じものと考えてよいでしょう。

このスピードパスプラスはキーホルダータイプで車や家のカギに取り付けて利用することができます。したがって、カードタイプやモバイルタイプと比べて携帯の利便性は格段に高いと言ってよいでしょう。

特になるべく荷物を少なくしたいドライバーやライダーの方には、お財布すらも必要ないスピードパスプラスはおすすめです。

ただし連携できるクレジットカードは、同じくエッソ・モービル・ゼネラルから発行のシナジーカードをはじめ、JCBカードやトヨタファイナンスなど計6種類程度と少な目です。

また、申し込み手続きや機器の受け取りは原則として『エクスプレス』店舗にて行うことになります。

JCBのみWEBでの申し込み手続きが可能ですが、その場合でも機器本体の受け取りは『エクスプレス』で行うことになるので、近隣に店舗がない方にとっては利用しにくいサービスとなってしまうでしょう。

1つで3役!空港で便利なANA QUICPay+nanaco

ANA QUICPay+nanacoは、ANAの国内線をあらかじめ予約・購入しておくことで空港での搭乗手続きが不要になる『スキップサービス』に加えて、QUICPayとnanaco2つの電子マネーを利用できる、1つで3役の多機能ツールです。

ANA QUICPay+nanaco表裏の画像

  • ANA『スキップサービス』とQUICPay・nanacoの3つの機能を搭載
  • QUICPayとnanacoそれぞれにポイントが貯まる
  • 一部のANAカードマイルプラス加盟店ではANAマイルも貯まる
  • セブンイレブンでポイントとマイルの三重取りが可能
  • ANA JCBカード会員のみ利用可能

ANA航空機の尾翼を模したオリジナルのキーホルダー型をしています。QUICPayとnanaco両方の加盟店で利用できるのは上でご紹介したQUICPay(nanaco)と同様ですが、基本的な機能を共有しているわけではなく、nanacoの利用時には通常のnanacoと同様に事前のチャージが必要となります。

QUICPayの加盟店には関西国際空港やANA FESTAといった空港施設やショップも含まれているため、場合によってはこのANA QUICPay+nanaco1つで出発前の空港での利用にすべて対応することができるというのが、このサービスの最大のメリットといえるでしょう。

なお、このサービスはANAとJCBが提携して提供しているものなので、ANA JCBカード会員の方しか利用することができません。

ポイントシステムに関しては、QUICPayとnanacoは基本的には完全に分離しており、それぞれの利用に応じてクレジットカードのポイントやnanacoポイントが貯まっていく仕組みになっています。

ANA QUICPay+nanacoはマイル加盟店でポイントとマイル2重取りできる

ANA JCBカードは通常のポイントのほかに、ANAカードマイルプラス加盟店ではマイルもANAのマイルも獲得することができるお得なクレジットカードですが、QUICPayでの利用時も一部の加盟店でマイルの付与を受けることが可能です。

一例としてセブンイレブンはANAカードマイルプラス加盟店になっているため、ポイントとマイルの二重取りが可能となっています。

さらにQUICPay(nanaco)と同様に、セブンイレブンでのみQUICPay機能で支払った場合にも特例的に200円ごとに1ポイントのnanacoポイントも獲得できます。

結果としてANA QUICPay+nanacoではポイント・マイルの三重取りができてしまうのです。このお得さと利便性は、特に旅行や仕事などでANAの航空便を利用する機会が多い方にとっては、大きな魅力となるでしょう。

自分に合ったQUICPayが選べる!種類の豊富さが魅力

QUICPay(クイックペイ)にはここまでご紹介してきたように多くの種類があり、それぞれに異なる特徴を備えています。

かざすだけで決済ができる電子マネーはとても便利ですし、紛失時の補償もありますから安心して利用頂けますからね。

またQUICPay(クイックペイ)で利用した分にはポイントが貯まりますので、現金払いよりもお得ですよ。これほど種類があれば、ライフスタイルや好みに合わせて自由に選択することができますよね。

ぜひ自分にぴったりのQUICPayを見つけて、毎日のお買い物にどんどん活用していってくださいね。

▲ トップへ戻る
Copyright (C) 2018 【クレジットカード完全攻略 】おすすめクレジットカード比較 All Rights Reserved.