勝手にリボ払いになっている!?初期設定がリボのクレジットカードに注意

昨今、クレジットカードのリボ払いを巡るトラブルが増加傾向にあります。

中でも多いのが、1回払いで利用したはずなのに請求時にリボ払いになっていて、手数料を払うことになったというトラブル事例です。

このトラブルは、知識があれば未然に防げる内容です。

クレジットカードは便利でお得なアイテムですが、利用する前に自分の持っているカードの契約内容を確認しておく必要がありますね。

今回は、知らない間にリボ払いを回避する為の対処法をご紹介していきます。

【目 次】

リボ払いを巡る国民生活センターへの相談は増加傾向!知らない間にりボになっている原因

とても残念な事ですが、クレジットカードのリボ払いを巡るトラブルは増加傾向にあります。

国民生活センターに寄せられるクレジットカードトラブルの多くは、知らない間にリボ払いとなっていて、1回払いで払えたのに、リボ手数料を払う事になってしまったという事例です。

2006年~2015年のリボ払い国民生活センター相談件数のグラフ

【国民生活センターへの相談件数】

  • 2006年度:197件
  • 2015年度:744件

9年で4倍近くにも増加しているトラブル報告に、驚く人もいることでしょう。

知らない間にリボ設定になっている原因

知らない間にリボ払いになっている主な原因は、下記の3つです。

  • 初期設定がリボ払いになっている
  • リボ払い専用のクレジットカードと知らずに入会している
  • 申し込み時に「リボ払いになるサービス」にチェックが入っている

クレジットカード会社が提供するリボ払い可能なカードの中には、初期設定がリボ払いになっているものもあるため、注意が必要です。

また、カードの種類としてリボ払い専用とされているものもあります。

一括払い、リボ払いしか選べないカードですので、分割払いを考えていた人には驚きの結果になってしまいますね。

初期設定以前に、申し込みの段階で「リボ払いになるサービス」項目にチェックを入れていた場合、あるいは最初から入っていた場合には、やはり自動的にリボ払いになってしまいます。

気付いた時には遅い?余分な手数料はまず返還されない!

トラブルに直面した時、もしかすると「知らない間に勝手にリボ払いにされていたのだから、払ってしまった余分な手数料は返還してもらえるかも?」と考えるのではないでしょうか。

しかし残念ながら、この主張が認められることはほとんどありません。

  • 本人の確認不足でリボ払いになっていたと判断されることが多い
  • 「知らなかった」「うっかりしていた」の主張は認められない

あくまでも「自分でしっかり確認しておけば防げたトラブルだった」と認定されることが多く、気付くまでに支払った高い手数料は返還されません。

リボ払いを利用したくない方もそうでない方も初期設定を必ず確認

リボ払いを使いたくない、トラブルを回避したいと言うのであれば、やはり自分でできることは全てしておく必要があります。

トラブルは起きてしまえば解決までに大変な労力が必要ですが、事前にしっかり確認することにより、起きる前に必ず回避することができます。

リボ払いトラブル内容と回避方法

国民センターに多く寄せられる相談項目を回避するには、このような手段が最も効果的でしょう。

初歩的な手段ですが、逆を言えば、初歩的なことさえ抑えておけば、不要なトラブルは起きないということなのです。

トラブル内容 回避方法
自動的にリボ払いになっている 初期設定で「リボ払いにする」に
チェックが入っていないか確認
リボ払い専用カードだった 申し込み時によく確認
専用だと気付いたら使わない、
解約も視野に入れること
その他疑問があれば カード会社のコールセンターへ相談
解決できなければ国民センターへ

明細を必ず確認!コールセンターも活用!小さな疑問も遠慮しない!

少しでも疑問がある時には放置せず、まずはカード会社のコールセンターへ相談してみることも重要です。

カード会社としてもトラブルは歓迎できませんので、必ずしっかりとした対応をしてくれます。

トラブルに気付きにくい側面があるリボ払いですが、毎月必ず明細を確認することにより、支払い方法の間違いに気付くことができます。

リボ払いは繰上返済が可能ですので、1日でも早くリボ残金を精算してしまえば、その分金利手数料は安くすみます。

一般的なリボ払いは年利15%程度の金利手数料がかかり、この金利手数料は日に日にかかるものなのです。

つまり、リボ払いで利用している日数が長くなればなるほど、その分手数料の金額も大きくなるのです。

リボ払いを回避したい時は要注意!初期設定がリボ払いのクレジットカードをご紹介

クレジットカードの中には、初期設定がリボ払いになっているカードがあります。

ですが、例え初期設定がリボ払いになっていても、リボ専用のクレジットカードでない限り、設定を1回払いに変更する事ができるのです。

支払方法の初期設定を確認することは非常に重要で、必要であればすぐに変更することが第一ですね。

リボ払いが初期設定となっているカードはいくつかありますが、その中でも利用者が多い、人気のあるクレジットカードをご紹介します。ぜひチェックしてみて下さいね。

初期設定がリボ払い!ファミマTカード

ファミマTカードは、有名コンビニチェーンのファミリーマートが発行しているクレジットカードです。

審査基準もそれほど厳しいわけではなく、日常の中で手軽に利用しやすいため、幅広い層に人気があります。

火曜と土曜はポイント5倍(還元率2.5%)になるなど、ファミリーマートをお得に利用できるクレジットカードです。

また利用の際に貯まるポイントは、汎用性が高いTポイントですので、ファミリーマートをよく利用する方には一押しのクレジットカードですね。

ファミマTカードは、支払いの初期設定がリボ払いになっているため、カードが手元に届いたら、すぐに設定変更をする必要があります。

  • 初期設定が「ミニマム・ペイメント方式」という名称のリボ払い
  • カードが届き次第「ずっと全額支払い」に変更すること!

この2点を意識しておけば、リボ払いに関してのトラブルは回避できます。ポイントが貯まるお得なカードですので、万全のチェックをした上で、便利に利用したいですね。

ファミマTカード

カード名称 ファミマTカード
年会費 無料
特徴 ファミリーマートで火曜と土曜はポイント5倍(還元率2.5%)
ファミリーマートで会員限定割引が受けられる
Tポイントが貯まる

初期設定がリボ払いのカード!P-one Wiz

ポケットカード株式会社から発行されているP-one Wizも初期設定がリボ払いとなっています。

P-one Wizはカードを利用するだけで、利用金額の1%が無条件で割引になるという特典があります。

100円未満は切捨となりますが、まとまった金額を利用した時、見逃せない割引率になることは間違いありません。

また、貯まったポイントは、Tポイントに変更することができ、この時のレートが「1ポイント=5Tポイント」という、非常にお得なものとなっています。

割引1%とポイント交換で、還元率は1.5%と高還元のクレジットカードです。

ただ、はやりこちらのP-one Wizも、初期設定がリボ払いになっています。

  • 初期設定が「ミニマム」という名称のリボ払いになっている
  • 全額支払いコースに必ず変更する

ファミマTカードと同様、初期設定がリボ払いになっているため、気付かないまま利用すると、意図せずリボ払いとして扱われることになってしまいます。

初回で利用する前に、必ず「全額支払いコース」に変更しておきましょう。

P-one Wiz

カード名称 P-one Wiz
年会費 無料
特徴 無条件で1%割引(100円未満の端数切捨)
1000円ごとに1ポイント付与
1ポイントを5Tポイントに変更可能

申し込む前に絶対確認!リボ払い専用のクレジットカード!

リボ払いに関するトラブルの中でありがちなのが、「リボ払い専用カードと知らずに申し込みをし、利用した」というものです。

クレジットカードの中にはリボ払い専用のカードがあるため、このようなトラブルに繋がります。

  • 毎月の支払設定金額の変更は可能
  • ただし一回払いに変更することが不可能
  • リボ払いを終えたいのなら繰上返済しかない
  • または支払設定額を引き上げると良い

リボ払いを終えるには、繰上返済が一番です。ただ、金額的に不可能なこともあるでしょう。そんな時には毎月の支払設定額を引き上げ、できるだけ早めに支払いを終えるしかありません。

尚、利用金額が支払設定金額を下回る場合には、一回払いと同様の扱いとなるため、リボ払い独特の高額手数料は発生しません。

最善策としては、事前にリボ払い専用カードかどうかをチェックすることが最重要であることは間違いありません。リボ払い専用のクレジットカードをチェックしてみましょう。

支払額変更が鍵!DCカード Jizile(ジザイル)!

リボ払い専用のクレジットカードの中では最大のポイント還元率を誇るのが、DCカード Jizile(ジザイル)です。

一回払いには変更できないので、リボ払いを回避したい時には注意が必要です。

ただ、毎月の支払設定額を超えなければ、リボ払いの手数料はかからないため、支払設定額を引き上げ、設定内で利用すれば問題ありません。

支払金額は、5千円、1万円、2万円、3万円、4万円、5万円の中で選ぶ事ができます。

ジザイルの特徴はポイント還元率が高いこと、金券へのポイント変換が可能、保険関連が充実していることです。

リボ払いを上手にコントロールする自信がある人であれば、お得なカードだと言えるでしょう。

DCカード Jizile(ジザイル)

カード名称 DCカード Jizile(ジザイル)
年会費 無料
特徴 ポイント還元率1.5%
電子マネー、金券に変換可能
海外旅行保険最高1000万自動付帯
ショッピング保険最高100万円

支払金額を引き上げられる!JCB EIT(エイト)

大手カード会社のJCBから発行されているJCB EIT(エイト)はリボ払い専用のカードです。

初回手数料が無料ですから、支払い設定金額を引き上げて、請求額が支払い設定金額を下回れば実質1回払いと同じで手数料も発生しません。

JCB EIT(エイト)は初回の利用時のみ、リボ払いの手数料が無料となります。ショッピング保険、海外旅行傷害保険も自動的に付帯してくるという特徴もあるため、中々魅力的なスペックですよね。

JCB EIT

カード名称 JCB EIT(エイト)
年会費 無料
特徴 ポイント還元率2倍
海外旅行保険最高2,000万円自動付帯
初回手数料無料

入会時+クレジットカード到着時に確認必須!登録型リボ払いのサービス内容

「入会申し込みをした時にリボ払い設定になっていなかったから大丈夫!」と思っている人は、ぜひもう一度確認しておいて欲しいタイミングがあります。

それは手元にクレジットカードが到着した時のこと。会員サイトや契約書類で確認しましょう。

  • 設定額を超えた場合、超えた分の金額が自動的にリボ払いになる

申し込み時にはリボ払い設定にしていなくても、カード到着時に「一定の利用額を超えたら超過分がリボ払いになる」という支払設定になっていることもあります。

リボ払いを設定しなかったからと言って、必ず一括払い設定になっているわけではありません。カード到着時にも必ず確認しておきたいクレジットカードをチェックしましょう。

登録型リボ払いのサービス!三井住友のマイ・ペイすリボ!

マイ・ペイすリボ説明画像

三井住友のマイ・ペイすリボは、名前の通り、マイペースで支払いができるということがセールスポイントです。

特定のカードの名称ではなく、三井住友のカードに共通する支払方法となります。

ショッピングの1回払いで設定金額を超過した場合、超過分は自動的にリボ払いになる、というサービスで、利用するためには登録が必要となります。

三井住友系のクレジットカードを申し込み、手元にカードが到着したら、すぐに支払方法を確認しましょう。その際にマイ・ペイすリボに登録してあり、リボ払いを一切望まないのであれば、設定を変更する必要があります。

ただ、マイ・ペイすリボにはこのような特典があります。

  • 初回利用時は手数料無料
  • 一回でも手数料が発生すれば翌年度年会費無料

三井住友のクレジットカードの中には、年会費がかかるものも数多くあります。年会費を無料、あるいは半額にする条件の中には、一回でも手数料が発生すること(=リボ払いを利用すること)というものもあることは事実です。

リボ払いには様々なメリット、デメリットがありますが、マイ・ペイすリボが年会費に関するメリットだと考える人であれば、よく考えた上で利用していくことも可能でしょう。ただし、トラブルには充分に注意して下さいね。

1000円単位で変更可能!JCBの支払い名人!

支払い名人説明画像

JCBの支払い名人は、やはりJCBのカードで選択することができる支払い方法です。こちらもやはり、設定金額より超過した分の金額が自動的にリボ払いとなります。

マイ・ペイすリボと同様、カード到着時には必ず支払いの設定を確認し、希望しないのであれば、支払い名人以外の方法を改めて選択しておきましょう。

支払い名人を選択すると、以下のようなサービスを受けることができます。

  • 初回利用時は手数料無料
  • 国内旅行関連の保険が自動付帯

初回利用時は手数料が無料ということに加え、国内旅行に関する保険が自動的に付帯してきます。旅行保険が欲しい、かつ超過分のリボ払いについて充分に対応できるのであれば、計画的に、安全に使うと良いでしょう。

対象外のカードあり!三菱UFJニコス楽Pay(らくペイ)!

楽Pay(らくペイ)説明画像

三菱UFJニコスが提供している支払い方法「楽Pay(らくペイ)」も、設定金額の超過分のみがリボ払いとされる、登録型サービスです。やはりカード到着時に、念を入れて支払い方法をチェックして下さいね。

楽Payはニコスのカード全てに対応しているわけではなく、一部取り扱っていないカードもあります。手元のカードが対応しているかどうか、公式サイトで確認することが可能です。気になる人はチェックしておきましょう。

支払設定金額は、5,000円以上、5,000円単位で、最高10万円までとなります。

楽Payを選択すると、やはり受けられるサービスがあります。

  • 利用額によって翌年度の年会費が優遇される
  • ショッピング保険が自動付帯される

年会費やショッピング保険に関して、楽Payを使った方がお得だと考える人であれば、超過分の支払いミスがないように注意しながら利用すると良いでしょう。楽Pay利用時の手数料と比較して考えてみて下さいね。

軽い気持ちは厳禁!クレジットカード利用前に必ず契約内容の確認を!

多くのトラブルが報告されていることから分かる通り、リボ払いは思っている以上に複雑で、知識が必要なものです。

近年では利用者保護の意識はどんどん厚くなってはいますが、自らのミスでの損失は諦めるしかないことも確かです。

リボ払いの性質だけではなく、申し込んだカードの支払い方法がデフォルトでリボ払いになっていたり、お得なサービスに惹かれ、よく確認せずにリボ払いを選択してしまったりと、自分で危険を回避できたポイントはたくさんあるはず。

上手に使えばこの上なく便利な支払い方法なのは確かですが、知識がないまま使ってしまうと、思わぬトラブルを引き起こす危険もあるのがリボ払いです。

軽い気持ちで選択せず、しっかり知識をつけた上で、利用を考えていきましょう。

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