Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)はどちらがお得!?双方を徹底比較

首都圏エリアで利用できる交通系電子マネーといえば、Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)ですよね。

最近では交通系電子マネーの相互利用対応が進み、この2つの電子マネーは互いのエリアでほとんど全く同じように使うことができるようになっています。

どちらを選ぶべきか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?そこでここでは、相互利用可能な今だからこそ知っておきたい、SuicaとPASMOの違いについて解説していきたいと思います。

それぞれの電子マネーを搭載したお得に使えるクレジットカードも併せてご紹介しましょう。

【 目 次 】

交通系電子マネーの代表格!Suica(スイカ)とPASMO(パスモ)の基本概要

まずはSuicaとPASMOの基本概要から確認していきましょう。SuicaとPASMOはいずれも鉄道会社から発行されている交通系電子マネーです。

SuicaはJR東日本、PASMOは主に首都圏のその他の鉄道・バス会社計30社を主体とする会社の取り扱いとなっており、いずれも首都圏を中心とする東日本エリアで発行されています。

SuicaとPASMO

主に鉄道・バスの運賃支払いや、各加盟店でのお買い物に利用できます。事前にチャージして利用するプリペイド式というのも、この2つを含め多くの交通系電子マネーの共通点です。

互いのエリアでも全国でも!Suica・PASMOの利用可能エリア

交通系電子マネーを利用する上で最も重要なポイントとなるのが、利用できるエリアの範囲ですよね。SuicaとPASMOはそれぞれ発行会社が異なるので、純粋な利用可能エリアの設定は異なっています。

同じ東日本でも、SuicaはJR東日本を中心に、そしてPASMOは東京メトロや小田急線、京急線と言ったその他の鉄道・バス業者105社によってエリアを形成しています。

しかし現在では交通系電子マネーの相互利用対応が進んでいるため、実際にはSuicaとPASMOは互いのエリアでほとんど同じように利用することができるのです。

それだけでなく、Suica・PASMOともに全国各地の相互利用可能な電子マネーのエリアでも使うことができます。その範囲は北は北海道から南は九州まで及んでいるのです。

PASMO相互利用可能説明画像

ただし相互利用対応のエリア同士であっても原則として2つ以上のエリアをまたぐ形での利用はできません。また、エリアによっては加盟店での利用など一部の機能が制限されている場合もあります。

ただ、SuicaとPASMOに関しては相互利用可能な電子マネーの中でも特に互換性が高くなっており、エリアまたぎの利用やそれぞれの自動改札でのオートチャージサービスまで可能となっているのです。

その一方で、カード本体の購入はそれぞれのエリアでなければできず、定期券も互いのエリアの単体路線区間を購入することはできないなど、最低限の制約はあるので注意してください。

微妙な仕組みの違いに注意!SuicaとPASMOの2つの相違点

SuicaとPASMOは電子マネーとしてはほぼ同等の機能を備え、相互利用も可能になっている一方で、仕組み上の違いが全くないというわけではありません。

具体的には、SuicaとPASMOには以下のような相違点があります。

  • Suicaにはモバイル版サービスがある
  • Suicaは加盟店での利用でポイントが貯まる

交通系電子マネー唯一!スマホで使える『モバイルSuica』が便利

SuicaとPASMOの最大の違いと言えるのが、Suicaにはスマホや携帯電話で使えるモバイル版サービスモバイルSuicaがあるという点です。現状、交通系電子マネーの中でモバイル版サービスの取り扱いがあるのは全国的にみてもSuicaのみとなっています。

モバイルSuica

しかも『モバイルSuica』は単なるカード型Suicaの電子版ではありません。『モバイルSuica』にしかない独自の機能・サービスを複数備えているのです。

例えば対象区間の新幹線チケットを特別価格で購入し、『モバイルSuica』に取り込むことができるモバイルSuica特急券を利用すると、新幹線をよりお得に、そして便利に利用することができます。

また、チャージ面でも『モバイルSuica』には大きなメリットがあります。事前に登録したクレジットカードや銀行口座情報を利用して、画面上の操作でほとんどいつでもどこでもSuicaにチャージをすることが可能になっているのです。

PASMOではクレジットカードを利用してチャージしようと思うと、原則オートチャージサービスを利用するしかありませんから、その点では『モバイルSuica』は一歩先を行くサービスということになりますよね。

しかもPASMOやカード型Suicaのオートチャージサービスに利用できるクレジットカードの種類は限られていますが、『モバイルSuica』のクレジットカードチャージには主な国際カードブランドのクレジットカードがすべて利用可能となっているのです。

Suicaなら加盟店での支払いでポイントが貯まる

もう1つ、SuicaとPASMOの絶対的な違いと言えるのが、ポイントシステムの有無です。Suicaは加盟店で支払いに利用することで、JRE POINTというJR東日本の共通ポイントが貯まります。

Suica利用でポイント貯まる説明画像

Suica利用で貯まったJRE POINTは、Suicaへのチャージなど様々な用途に利用可能です。一方PASMOには独自のポイントシステムと言えるものは基本的にはありません。

正確には特定のバス路線を利用した場合にのみ、バス運賃に使える特典バスチケットと交換可能なバスポイントが貯まりますが、その他の鉄道・バス利用や加盟店での利用では一切還元が受けられないのです。

しかもバスポイントも、ポイント加算機関が1か月ごとのため、月をまたいで継続的に貯めていくことはできません。その点を考慮すると、PASMOのバスポイントをSuicaのJRE POINTに匹敵する還元サービスということはできないでしょう。

一覧で見る!SuicaとPASMOの機能比較

ここまでの情報を踏まえて、SuicaとPASMOの主要な機能・サービスを一覧で比較してみましょう。

項目 Suica PASMO
発行会社 JR東日本 株式会社パスモ
(鉄道会社11社・バス会社19社を株主とする)
支払い方式 プリペイド式 プリペイド式
チャージ上限額 20,000円 20,000円
入手方法 JR東日本の駅の多機能券売機、みどりの窓口 PASMO取扱事業者の各駅やバス営業所等
利用可能エリア 全国の相互利用可能エリア
(PASMOエリアを含む)
全国の相互利用可能エリア
(Suicaエリアを含む)
モバイル版サービス 『モバイルSuica』 なし
主な機能 ・鉄道・バス利用(定期券含む)
・加盟店利用
・Suicaグリーン券
・モバイルSuica特急券(『モバイルSuica』のみ)
など
・鉄道・バス利用(定期券含む)
・加盟店利用
チャージ方法 ・駅券売機でのチャージ
・加盟店レジでのチャージ
・オートチャージサービス
・クレジットカードチャージ(『モバイルSuica』のみ)
・銀行チャージ(『モバイルSuica』のみ)
など
・駅券売機でのチャージ
・バス車内でのチャージ
・加盟店レジでのチャージ
・オートチャージサービス
ポイントシステム JRE POINT
(加盟店での利用時のみ対象)
バスポイント
(特定のバス路線での利用時のみ対象)

こうしてみると、SuicaとPASMOには多くの共通点があるということがよくわかりますよね。ただ、『モバイルSuica』を備えることもあって、総じてSuicaの方が機能・サービスが多彩な傾向があるのは事実です。

Suica・PASMOチャージにおすすめのクレジットカード紹介

SuicaやPASMO、どちらも限られた利用方法でしかポイントを獲得することができません。そこでぜひ活用してほしいのが、オートチャージのようなクレジットカードでチャージするサービスです。

SuicaやPASMOのチャージにクレジットカードを利用すると、入金額に応じてクレジットカードのポイントを獲得することができます。

Suicaなら特定の加盟店で利用すれば、チャージ&電子マネー利用でポイントの二重取りも可能となっているのです。Suica・PASMOを少しでもお得に活用したい方なら、クレジットカードチャージは絶対に取り入れるべきでしょう。

ただし上でも少し触れましたが、SuicaやPASMOのクレジットカードを利用した主要なチャージ方法であるオートチャージサービスには、以下のように利用できるクレジットカードの制限が設けられています。

電子マネー オートチャージサービスに利用できるクレジットカード
Suica ビックカメラSuicaカード
JALカード Suica
ANA VISA Suicaカード
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ビューゴールドプラスカードa
・ビュー・スイカ・カード
JRE CARD
PASMO ・パスタウンカード
・小田急OPクレジットカード
・京急パスポートカード
・京急プレミアポイント ゴールド/シルバー
・京成カード
・SEIBU PRINCE CLUBカードセゾン/SEIBUプリンスカード
・相鉄カード
・東急カード
・東武カード
・Tokyo Mtro To Me Card
・横浜交通hama-eco card

なお、『モバイルSuica』のクレジットカードチャージにはビューカード以外の大半のクレジットカードが利用可能ですが、カード会社によってはSuicaチャージがポイント付与の対象にならない場合もあるので注意が必要ですね。

それにしても、このように様々なクレジットカードがSuica・PASMOのチャージに利用できるとなると、どれを選べばよいか迷ってしまう方もいますよね。

Suicaはビューカード一択ではありますが、ビューカードシリーズには10種類以上のカードが名を連ねていますし、PASMOの方もカード会社によっては複数のカードを用意しています。

そこでここでは、Suica・PASMOのクレジットカードチャージにおすすめなクレジットカードとして、以下の5枚を個別にご紹介していきたいと思います。

実質年会費無料で高還元!ビックカメラSuicaカード

Suicaのオートチャージに利用可能なビューカードシリーズから、まずご紹介したいのはビックカメラSuicaカードです。

ビックカメラSuicaカードは、その名の通り、大手家電量販店のビックカメラとのコラボカードとなっており、ビューカードの基本の特典・機能に加えて、ビックカメラのお得な特典も備わっているのが特徴です。

その筆頭として挙げられるのが、ポイント還元サービスでしょう。ビックカメラSuicaカードでは、ビューカード共通のJRE POINT0.5%分に加えて、ビックカメラのビックポイントも同じく0.5%分獲得できます。つまり、常時ポイント還元率実質1%で利用できるのです。

さらにSuicaチャージや定期券購入などのJR東日本の対象サービス利用時は、JRE POINTが通常の3倍の1.5%分還元されます。JR東日本沿線の駅ビルを中心とするJRE POINT加盟店でも同じく還元率1.5%で利用できます。

また、ビックカメラでSuica支払いをすると、ビックポイントがなんと10%分も還元されます。ここにSuicaチャージ時のJRE POINT1.5%分を合わせると、実に11.5%還元です。

このようにビックカメラSuicaカードは、ビューカードの中でも特にポイント面のメリットの大きいカードとなっているのです。

しかも年間1度でもショッピング利用があれば年会費無料優遇が受けられるので、実質的にはずっと年会費無料で利用できるということになります。Suicaオートチャージのために新たに作るカードとして、幅広い方におすすめできる1枚です。

ビックカメラSuicaカード

カード名称 ビックカメラSuicaカード
年会費 初年度無料、次年度以降477円(税別)
※年間1回以上のショッピング利用で翌年年会費無料
スペック ・実質年会費無料で利用可能
・基本ポイント還元率1%(JRE POINT0.5%+ビックポイント0.5%)
・ビックカメラにてSuica支払いでポイント還元率11.5%
・JRE POINT加盟店にてポイント還元率1.5%
・Suicaチャージなどでポイント還元率1.5%
・Suicaオートチャージ可能
・JRE POINTとビックポイントの相互交換可能
・JR東日本提携施設などでビューカード共通の会員限定特典を利用可能
・最高1,000万円の国内旅行傷害保険付帯
・最高500万円の海外旅行傷害保険付帯
・盗難紛失補償にてSuica入金残額も補償

最大3.5%還元!駅ビルでお得なJRE CARD

もう1つ、Suicaチャージにおすすめなビューカードが2018年7月から発行されているニューフェイス、JRE CARDです。

JRE CARDはその名の通りJRE POINTの貯めやすさが魅力のカードで、特にJRE POINT加盟店となっているJR東日本沿線の駅ビルの大半はJRE CARD優待店というJRE CARDだけのポイント優待店となっています。

このJRE CARD優待店では、JRE CARDだけが通常の1.5%よりさらに高い3.5%の還元率でいつでも利用することができるのです。

加えて、Suicaチャージなどで1.5%のポイント還元特典ももちろん適用されます。JR東日本を通勤・通学などで利用していて、駅ビルで頻繁にお買物をされる方などは、トータルで見て相当に効率よくポイントを貯めていくことができるでしょう。

また、JRE CARDにはSuicaを搭載しないクレジットカード単独のタイプも用意されています。Suica一体型のクレジットカードを持ちたい方はもちろん、手持ちのSuicaを継続利用してクレジットカードとは別に持っておきたいという方にもおすすめです。

JRE CARD

カード名称 JRE CARD
年会費 初年度無料、次年度以降477円(税別)
スペック ・Suica・定期券なし、Suica付、Suica定期券付の3種類から選択可能
・基本ポイント還元率0.5%
・JRE CARD優待店にてポイント還元率3.5%
・JRE POINT加盟店にてポイント還元率1.5%
・Suicaチャージなどでポイント還元率1.5%
・Suicaオートチャージ可能
・JR東日本提携施設などでビューカード共通の会員限定特典を利用可能
・最高1,000万円の国内旅行傷害保険付帯
・最高500万円の海外旅行傷害保険付帯
・盗難紛失補償にてSuica入金残額も補償

空でも地下鉄でもお得!ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

PASMOのオートチャージに利用できるクレジットカードはPASMO対応の鉄道会社各社から発行されています。

その中でも東京メトロから出ているTo Me Cardシリーズの1つ、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)をまずはご紹介しましょう。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は、その名の通り、ANAカードの機能も備える『ソラ』と『チカ』両方で活用できるクレジットカードです。

このカードの最大の特徴はポイントシステムにあります。JCBのポイントシステム『Oki Dokiポイント』が貯まるマルチポイントコースと、ポイントを直接ANAマイルに移行する形で貯めることができるマイル自動移行コースの2つのポイントコースが用意されており、用途に合わせて選ぶことが可能になっているのです。

マイルに関しては、ANAの対象航空便を利用してフライトマイルを貯めることもできます。また、利用状況に応じてボーナスマイルも付与されます。

それに加えて、搭載されているPASMOでの地下鉄乗車や加盟店での利用に応じて、独自のポイントシステム『メトロポイント』が別途貯まっていくのです。つまりANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)ではPASMOのチャージと利用でポイントの二重取りが可能ということになります。

東京メトロユーザーの方、特にANAのマイルを積極的に貯めていきたいいわゆる陸マイラーの方には、ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)は最強の1枚と言っても過言ではないでしょう。

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)

カード名称 ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
年会費 2,000円(税別)
スペック ・PASMO機能搭載
・2つのポイントコースを選択可能
・東京メトロや加盟店の利用に応じてメトロポイントが貯まる
・東京メトロ定期券購入時マイルまたはOki Dokiポイントとメトロポイントがダブルで貯まる
・ANAの対象サービス利用でANAマイルが貯まる
・メトロポイントとANAマイルの相互交換やPASMOチャージが可能
・To Me Cardの優待特典を利用可能
・ビジネスきっぷなどANAカードの優待特典を利用可能
・最高1,000万円の海外旅行傷害保険付帯
・最高1,000万円の国内航空傷害保険付帯
・最高100万円のショッピングガード保険(海外)付帯

東急線沿線でお得!TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO

東急カード発行のクレジットカードの中でも、PASMOオートチャージサービス利用におすすめしたいのはTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOです。

TOKYU CARD ClubQ JMB PASMOでは、PASMOオートチャージサービスやPASMO定期券(東急線のみ)の購入で1%のポイント還元を受けることができます。加えて、東急百貨店などの関連サービスをはじめとするTOKYU POINT加盟店では、店舗ごとに異なるポイント特典が設定されており、最大10%もの高還元率で利用することも可能です。

また、基本のポイント還元率は0.5%とごく標準的ですが、Web明細サービスに登録するだけでポイント2倍特典が適用され、常時ポイント還元率1%で利用できるようになります。

常時1%の高ポイント還元となればと幅広い方におすすめできるのはもちろんですが、やはりその中でも東急線沿線にお住まいの方が断トツで活用しやすいカードと言えるでしょう。

さらにTOKYU CARD ClubQ JMB PASMOには、その名の通りJMB(JALマイレージバンク)機能が備わっており、対象の航空便の利用などでJALマイルを貯めることもできます。空の旅でも使える1枚となっているのです。

TOKYU CARD(東急カード)

カード名称 TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO
年会費 初年度無料、次年度以降1,000円(税別)
スペック ・PASMO機能搭載
・Web明細サービス登録で常時ポイント還元率1%
・PASMOオートチャージサービス、東急線PASMO定期券購入のポイント還元率1%
・TOKYU POINT加盟店にてポイント還元率最大10%
・東急線の利用に応じて独自のポイント『のるる』が貯まる
・貯まったTOKYU POINTをPASMOにチャージ可能
・JALの対象サービス利用に応じてマイルが貯まるJMB機能を搭載
・JALマイルとTOKYU POINTの相互交換可能
・最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯
・最高1,000万円の国内旅行傷害保険付帯

ポイント二重取りチャンス多数!京王パスポートPASMOカード

京王線ユーザーにメリットの多い京王パスポートカードの中でも、特にPASMOオートチャージサービスがお得に使える1枚としておすすめしたいのが京王パスポートPASMOカードです。

京王パスポートPASMOカードの一番の魅力は、京王線沿線の対象加盟店での電子マネー利用で1%分、そして京王の電車・バス・タクシーのいずれかの同日利用で1日につき20ポイントのポイントが獲得できる『京王PAS×PASポイントサービス』が自動付帯しているという点です。

また、京王線を含む対象路線の定期券をクレジット購入した際にも1.5%分のポイント還元が受けられます。

もちろん、PASMOの利用だけでなくオートチャージもポイント付与の対象となり、0.5%のポイント還元が受けられるので、京王パスポートPASMOカードもPASMOでポイントの二重取りが可能なカードということになります。

さらに京王パスポートPASMOカードでは、通常のクレジット決済やPASMO利用で貯まるポイントとは別に、京王百貨店をはじめとする京王ポイント加盟店での利用で京王グループ共通ポイントも貯めることが可能です。ポイント還元率は店舗や利用状況によって異なりますが、最大10%の高還元が受けられる場合もあります。

なお、こちらはクレジット決済以外にも現金や電子マネーでの支払い時にもカード提示でポイントを獲得することができる仕組みになっています。

京王ポイント加盟店の中には『京王PAS×PASポイントサービス』の対象ともなっている店舗もあり、そちらでは京王グループ共通ポイントと電子マネー利用ポイントの二重取りも可能です。

全体的にみてお得にポイントを獲得できるチャンスが非常に多いカードと言えるでしょう。

京王パスポートPASMOカード

カード名称 京王パスポートPASMOカード VISA
年会費 初年度無料、次年度以降239円(税別)
※年間1回以上のPASMOオートチャージ利用で翌年年会費無料
スペック ・PASMO機能搭載
・PASMOオートチャージサービスが自動付帯
・基本ポイント還元率0.5%(PASMOオートチャージ含む)
・PASMOでの京王線沿線加盟店や京王バス・電車同日利用などで1%のポイント還元
・対象路線の定期券クレジット購入で1.5%のポイント還元
・京王ポイント加盟店にてカード提示で最大10%の京王グループ共通ポイント還元
・『京王パスポートVISAクラブオフ』など優待特典を利用可能
・最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯

利用エリアは同じSuicaとPASMO、結局どっちがお得なの!?

最後に、SuicaとPASMOどちらがより便利に、あるいはお得に使えるのかという疑問について、ここまでの情報を踏まえて考察していきましょう。

SuicaとPASMOはいずれも利用可能エリアという条件から見れば全く同一です。サービス開始当初はJRユーザーならSuica、地下鉄や私鉄を利用するならPASMOという明確な区分がありましたが、交通系電子マネーの全国相互利用が広がっている今、利用可能エリアに関する違いはありません。

それに伴って、SuicaとPASMOは互いのエリアを含む全国の相互利用可能エリアでほとんど全く同じような機能を発揮するサービスとなっているのです。

ただ、Suicaには『モバイルSuica』という交通系電子マネー唯一のモバイル版サービスの取り扱いがあり、特にJRの利用に関しては高い活用度を誇ります。

JRユーザーで、なおかつモバイルならではの利便性を重視する方にとってはSuicaの方が適していると言えるかもしれません。

お得なのはどっち?注目すべきはクレジットカードチャージ

お得さという点で比べる場合、電子マネーであれば通常は本体のポイントシステムなどの還元サービスを基準とします。

ただSuicaとPASMOはいずれも一部のサービスの利用時にしかポイントが獲得できず、なおかつ上でもご紹介したとおり、クレジットカードを連携してチャージに利用することでチャージはもちろん、電子マネー利用時のポイント還元率も変わってくるケースがあります。

したがって、SuicaとPASMOのお得さを比べるうえで注目すべき点は連携するクレジットカードということになるでしょう。

ここで上でご紹介した5つのクレジットカード情報をもとに、Suica・PASMOのチャージや電子マネー利用時のポイント還元率を一覧で確認しておきたいと思います。

電子マネー クレジットカード チャージ還元率 利用時還元率
Suica ビックカメラSuicaカード 1.5% ・ビックカメラにて10%
・Suica加盟店利用時0.5%~1%
Suica JRE CARD 1.5%
PASMO ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード) 0.5% ・メトロポイントPlus加盟店にて0.5%~1%
・東京メトロ1乗車につき5ポイント~15ポイント
PASMO TOKYU CARD ClubQ JMB PASMO 1%
PASMO 京王パスポートPASMOカード 0.5% ・京王の電子マネー加盟店にて1%
・京王の電車・バスまたは電車・タクシー同日利用で1日につき20ポイント

こうしてみると、チャージでのポイント還元だけで考えればビューカードシリーズすべてのカードで1.5%還元が受けられるSuicaのほうが、若干お得に感じられますよね。

ただその一方で、電子マネー利用時のポイント還元に関してはSuica、PASMOともに連携するクレジットカードによって対象となる店舗や路線にがかなり異なってきます。

同じクレジットカードと電子マネーの組み合わせでも、ライフスタイルによって実質的なお得度はかなり変わってくることになるでしょう。

その点を考慮に入れると、しゃくし定規にSuicaとPASMOどちらがお得と断定することはできず、自分のライフスタイルに合わせてベストな電子マネーとクレジットカードの組み合わせを見つけることが重要になると言えます。

ライフスタイルに合わせて…Suica・PASMOをもっとお得に

SuicaとPASMOの共通点や違い、そしてチャージに利用するクレジットカードとの組み合わせによって派生するポイント還元や特典についてご紹介してきました。

繰り返しになりますが、どの電子マネーをどのクレジットカードと連携して、どのように利用するかによって、特にお得さという点ではかなり差が出てきます。

SuicaやPASMOを最大限お得に活用するために大事なのは、自分のライフスタイルと合致する組み合わせを見つけることです。

特にPASMOに関しては、普段利用している路線と関連するクレジットカードに独自のお得な特典が備わっていることが多々あります。ぜひここでご紹介した情報を参考に、自分に合ったSuicaやPASMOの使い方を見つけてくださいね。

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