タイ旅行をお得に楽しめるおすすめクレジットカード

年間でタイを訪れる日本人の数は、中国・マレーシアに次いで第3位だということをご存知でしたか?タイは日本人駐在員も数多く生活している、日本人にとって大変親しみ深い国です。

でもタイに旅行や出張の予定のある方は、ぜひ現地のクレジットカード情報をご確認ください。旅先でクレジットカードが使えないと、旅行どころではなくなるからです。

これからタイのお金事情と、クレジットカードの使い方を徹底解説します。ぜひ楽しく充実したタイ旅行にお役立てください。

【 目 次 】

タイのクレジットカード事情!規制で使えないってホントなの?

私たちは普段アジアを一括りに考えることが多いのですが、実際にはそれぞれの国が独自の習慣や制度を持っています。

決済手段ひとつとっても、キャッシュレス化の度合いや使用されているカードの種類など、国ごとに状況は全く異なっているのです。日本と同じアジアの国・タイにおいてもそれは例外ではありません。

所得が低いタイ国民はカードを持てない

日本国内ではまだ現金決済が幅を利かせていますが、世界において日本の状況はむしろ例外的なようです。近年アジアの国々では急激にキャッシュレス化が進み、その弊害が社会問題化しているほどです。

タイでもカードの使いすぎによる債務超過者が増え、対策としてクレジットカードの保有に所得制限が課せられるようになりました。

その結果、現在タイでは月収15,000バーツ未満の国民はクレジットカードを持つことができません。

カードを自由に使えるタイ人はかなりのお金持ち

さらに規制はその後も強化され、2017年9月1日からは月収30,000バーツ未満の人の利用限度額は月収の5倍から1.5倍と一気にダウン。タイにおいてクレジットカードは、ますます庶民の手の届きにくいものとなっています。

【タイ国民のクレジットカード事情】

  • 月収15,000バーツ未満の国民はクレジットカードを持てない
  • 月収30,000バーツ未満の人の利用限度額は月収の1.5倍まで

タイは貧富の差が激しい国で、月収15,000バーツというのはほぼ中流クラスです。つまりタイにおいてクレジットカードを思う存分使えるのは、平均以上のお金持ちだけなんですね。

旅行中のカードの盗難・不正使用にご用心

以上はタイ国民のクレジットカード事情ですから、日本人旅行者には直接関係のない話かもしれません。しかしこのように貧富の差の大きいタイでは、旅行者のクレジットカードが狙われる危険性があることにご注意ください。

タイ旅行中はくれぐれも以下のことに気をつけてくださいね。

  • 多額の現金を持ち歩かない
  • 怪しいお店ではカードを使わない
  • ATMは空港や銀行内のものを使う
  • 暗証番号を覗かれないよう注意
  • 紛失・盗難の際はすぐカード会社に連絡を

もしも盗難や不正使用の疑いがあれば、すぐカード会社に連絡を入れましょう。万が一に備えて、緊急連絡先は必ずどこかにメモしておくことをおすすめします。

カード会社ではこういったトラブルもこの通り適切に処理されますから、楽しい旅行が台無しになることもないでしょう。

1.カード利用が停止される
2.緊急カード再発行、緊急キャッシングも可能
3.不正使用された分の請求は取り消される

現金が盗まれると補償を受けることができない

海外国内いずれにおいてもクレジットカードの不正使用が確認された場合、その分の請求は取り消されるため、あなたが損害を被ることはありません。

これはどのクレジットカードにも必ず備わっている補償です。またほとんどのクレジットカードには海外旅行傷害保険が付帯しており、その中には「携行品損害」という盗難や紛失に対する補償が含まれています。

しかしクレジットカードや現金の盗難については、この保険でカバーすることができません。以下は損保ジャパンの海外旅行傷害保険で、携行品損害の対象外となる(補償がつかない)物品の一覧です。

  • 現金、小切手、クレジットカード
  • 運転免許証、定期券
  • コンタクトレンズ、義歯
  • 船舶、自動車、原動機付自転車
  • 動物、植物
  • 稿本、設計書
  • 商品もしくは製品等
  • データ・ソフトウェア・プログラム等
  • 登山など危険な運動のための用具
  • ウィンドサーフィンやサーフィン等の用具

この通り現金やクレジットカードは海外旅行保険の対象外なんですね。特に現金には何の補償もつかないので、盗まれてしまったら終わりです。

タイ旅行では必要以上の現金を持ち歩かず、できるだけクレジットカードを使うようにしましょう。

コンビニやタクシーは基本現金対応

タイ旅行中は様々な場所で便利にクレジットカード使えます。ホテルのチェックイン時にはタイでも必ずクレジットカードの提示を求められますし、観光客が立ち寄るショッピングモールなどでもクレジット決済が可能です。

ただし個人店舗や屋台などでは、現金しか使えなかったり、少額ではカード決済できないことも多いようです。タイの屋台や現地のお店を存分に楽しみたい方は、ある程度現金を持っていないと不便ですね。

またタイではコンビニも基本現金しか使えません。

2017年からセブンイレブンでVISAの対応が始まったばかりですから、タイのコンビニのクレジットカード対応はかなり遅れています。

またバンコク市内でよく使われるタクシーも、現金しか使えないことが多いです。

タイでも人気の配車アプリUBERやGrab Taxiもおすすめですが、こちらはクレジット決済が可能です。

タイではチップが必要

ところでタイでは、チップのために現金を用意する必要があるのでしょうか?アジアにはチップが不要な国も多いのですが、昔から観光客の多いタイではチップの習慣がすっかり根付いています。

気分よくサービスを受けるために、タイでは以下の金額を目安にチップを渡しましょう。

チップを渡す場所 金額の目安
タクシー なし・お釣りを受け取らない
ホテル 20~100バーツ
スパ、マッサージ 50~100バーツ
※サービス料込みの場合は不要
レストラン 50~100バーツ
トイレ 5~10バーツ

キャッシングでATMから現地通貨を引き出せる

タイ旅行中はクレジットカードだけでなく、ある程度の現金がないと不便だということが分かりました。でも一度に多くの両替をすると無駄になるケースも。

そこでクレジットカードを使って、その都度ATMでキャッシングすることをおすすめします。タイのATMは日本語表示を選択することができますから、初心者の方でもミスなく操作できるでしょう。

なおATMの画面で「バーツ建てか円建てか」を選択する画面になったら、必ず現地通貨のバーツを選んでください。円建てはレートが悪くて損しますよ。これはアジアの他の国でも同様です。

またキャッシングにかかる費用を節約するには、帰国後すぐに返済することが肝心です。キャッシングは利用した日数分だけ利息がかかるので、1日でも早く完済する方が安上がりですよ。

タイではJCBブランドもよく使われる

タイのATMは、以下の主要ブランドなら間違いなくキャッシングできます。

タイでキャッシング可能なブランド

  • VISA
  • MasterCard
  • JCB

VISA、MasterCardは全世界共通のトップ2ですが、タイではこれに加えてJCBのシェア率が高いのが特徴です。これはATMに限らず、現地のお店においても同様です。

アメックスやダイナースなどシェア率の低いブランドのカードをお持ちの方は、タイにはぜひ上記3ブランドのうちのいずれかと一緒にご持参ください。

タイには鉄道やファストフードで使える電子マネーがある

タイ旅行には、クレジットカードと現金以外に電子マネーも便利ですよ。「ラビットカード」はタイのプリペイド式電子マネーカードで、以下のように多くの場所で使えます。

  • バンコクBRTスカイトレイン
  • マクドナルド
  • バーガーキング
  • OISHI
  • スターバックス
  • サブウェイ
  • ミスタードーナツ
  • ダンキンドーナツ
  • BLACK CANYON COFFEE
  • ビアードパパ

ラビットカードは駅やコンビニで購入できる

ラビットカードは色んな場所で使えますが、基本は日本のSuicaと同じ交通系電子マネーです。ラビットカードは、BRTと呼ばれるバンコクの鉄道で使える交通カードなのです。

慣れない外国で運賃を確認して小銭を用意するのはかなりのストレスですが、チャージして改札にタッチするだけのラビットカードがあれば電車の移動も楽チンですよね。

ラビットカードは駅窓口や提携店で購入できます。学生向けグリーンと60歳以上向けのパープルはタイ人限定なので、旅行者が使えるのはこのオレンジ色のラビットカードです。

ラビットカード

ラビットカードのチャージにはクレジットカードが使えません。ラビットカードのチャージには、必ず現地通貨をご用意ください。

汎用性の高いMangmoonの利用もスタート

チャージにクレジットカードが使えないことも含めて、タイの交通系カードはまだまだこれからといった感じですね。

バンコクの地下鉄MRTに乗るには、MRTカードというまた別のカードが必要なのも不便です。将来的には相互乗り入れも可能になるのでしょうが、それがいつになるかは分かりません。

一方2018年6月から、より汎用性の高い交通系カードMangmoon(メンムム)の利用がMRTでスタートしました。

Mangmoonカード

こちらがMangmoonカードです。なかなか格好いいデザインですね。メンムムとはタイ語で蜘蛛を意味しており、別名スパイダーカードとも呼ばれます。

Mangmoonは今後BTSやバスにも利用が拡大する予定になっています。もしもそれが実現して旅行者にも購入できるとしたら、タイ旅行は今よりもっと快適なものとなるでしょう。

タイ旅行におすすめ!保険と特典が充実したクレジットカードをご紹介

ここで、タイにおすすめのクレジットカードをご紹介しましょう。海外旅行保険の合算・強化や、旅行をより豊かにしてくれる優待サービスを中心にご紹介していきますので、ぜひタイ旅行に向けて入会をご検討ください。

今回ご紹介するクレジットカードならタイをお得に楽しむことができるでしょう。

JCB CARD W / JCB CARD W plus L

「JCB CARD W」と「JCB CARD W plus L」はタイで使える豊富な特典がおすすめのクレジットカードです。

基本スペックはどちらのカードも共通していますが、前者のカードの色はブルー、後者はピンクで女性向けオプション保険に入れます。

このカードの一押しポイントはJCBの旅行特典です。その一つがバンコクのJCBプラザラウンジで、荷物を預けたり休憩したりと旅行中は何かと便利に使えます。

また「たびらば」は、現地スタッフによる最新情報がゲットできるJCB会員限定の旅行サイトで、お得な優待店が数多く紹介されています。以下はその一例です。

たびらばタイ

たびらば優待:タイ ジャンル 内容
辻利
(サイアムパラゴン店など)
カフェ/スイーツ 10%OFF
ヒロ ケーキ カフェ
(ザ クリスタル ベランダ店など)
カフェ/スイーツ プレゼント進呈
GODIVA
(メガバンナー店など)
カフェ/スイーツ プレゼント進呈
トムエントムスコーヒー
(パンティッププラザ店など)
カフェ/スイーツ 10%OFF
アット イーズ マッサージ&スパ
(33/1 スパ店など)
マッサージ/エステ 5%OFF
スペシャルメニュー
ザ・グランデ・スパ マッサージ/エステ 20%OFF

各店のサービスにはそれぞれ実施期間が設定されていることにご注意ください。たびらばのサイトをチェックすれば、利用条件やアクセスまで詳しく記載されています。

以下はこのカードのスペックです。なお海外旅行傷害保険は利用付帯ですので、保険を有効にするにはこのカードで旅行費用を決済してください。

JCB CARD W JCB CARD W plus L

カード名称 JCB CARD W
JCB CARD W plus L
年会費 無料
スペック ・JCBブランド
・申し込み18歳以上39歳まで
・還元率は常に1%以上
・JCB海外優待「たびらば」の豊富な優待
・JCBプラザ ラウンジ・バンコク(日・祝日は定休日)
・海外旅行保険 最高2,000万円(利用付帯)
・海外ショッピングガード保険

旅行保険補償額強化におすすめ!エポスカード

ラストのエポスカードは、マルイのカウンターで最短即日発行が可能が可能です。タイ旅行直前にカードを作りたいという方でも間に合いますよ。

このカードの海外旅行保険は自動付帯なので、今あるカードの保険との組み合わせが自由です。しかも疾病治療と傷害治療の補償額がそれぞれ最大270万円・200万円と高く、キャッシュレス診療にも対応!タイ旅行で旅行保険を強化したい方にはピッタリですね。

またエポスカードで精算すれば、タイでは以下のお店が割引になるというメリットも。

エポトクプラザのタイ優待

エポトクプラザのタイ優待 ジャンル 優待内容
Central Department Store 百貨店 10%OFF
ZEN 百貨店 10%OFF
Robinson 百貨店 10%OFF
Super Sports スポーツ用品店 5%OFF

日本国内にもマルイなど10,000の優待店があるので、エポスカードは旅行後もお得に使えますよ。

エポスカード

カード名称 エポスカード
年会費 無料
スペック ・VISAブランド
・カードは最短即日発行も可能
・疾病治療費用は最大270万円(自動付帯)
・キャッシュレス診療対応
・エポトクプラザのタイ優待
・年4回マルイで10%オフ

タイにはクレジットカード付帯保険が必要!格差社会の医療事情

タイは貧富の差の大きい国ですが、それが如実に現れているのが現地の医療事情です。バンコクなどタイ都市部には先進医療設備の整った大病院やクリニックが多数存在しますが、そこを使えるのはアッパークラスの人達だけ。

タイ旅行中の日本人も、クレジットカードの旅行保険を利用すれば、こういった病院で安心して治療を受けることができますよ。次にタイの医療事情と、カードに付帯する旅行保険の利用方法についてご説明します。

タイの貧しい人は医者にかからず薬で治す

タイにおける医療は、以下のように利用者の所得ランク別に3種類に分類されます。

医療の種類 主な利用者
都市の病院やクリニック 中流以上のタイ国民
海外企業の駐在員
地方の医院 中流以下のタイ国民
薬局 それ以外

タイでもトップクラスのクリニックにかかれば、その医療費は日本国内よりも高額です。一方でリーズナブルな地方の医院は設備も技術も劣りますし、また医者にかからず安い売薬で凌ぐ人たちもいます。

旅行保険に加入していれば病院で治療を受けれる

しかし旅行者が現地の低コスト医療を見習うのは考えものです。タイには日本にはない感染症も多く、薬だけで何とかしようとするのは危険だからです。

かといって適当な医院に駆け込めば、十分な治療を受けれないだけでなく、外国人旅行者は治療費をぼったくられる可能性もあります。

タイを訪れる旅行者が治療を受けるとしたら、やはり設備の整った病院が一番なのです。

クレジットカードの旅行保険で治療費がおりる

問題は高額な医療費ですが、海外旅行傷害保険に加入していれば治療補償がおりるので、費用に関する心配は無用です。

大抵のクレジットカードには海外旅行傷害保険がついていますから、カード会員は安心して病院にかかってください。

以下はジェイアイ傷害火災保険で実際に支払われた、タイ旅行中の事故に対する保険金の例です。

事例 保険金
オートバイ事故
救急搬送
28日間入院・手術
家族が駆けつける
医師・看護師が付き添い医療搬送
939万円
空港で胸の痛み、大動脈乖離
10日間入院・手術
家族が駆けつける
医師・看護師が付き添い医療搬送
796万円
スピードボートの事故
救急搬送
7日間入院・手術
家族が駆けつける
672万円
交通事故
22日間入院・手術
家族が駆けつける
医師・看護師が付き添い医療搬送
491万円
飛行機内で眩暈、脳梗塞
6日間入院
医師・看護師が付き添い医療搬送
401万円
喉の痛み、甲状腺癌・食道癌
18日間入院・手術
300万円
腰痛・足の痺れ、腰椎すべり症
8日間入院・手術
家族が駆けつける
309万円

ここまで高額な費用がかかるケースは稀なのですが、とにかく保険にさえ入っていれば、旅行中何かあっても安心だということは確かです。

条件つきの旅行保険もあるので注意

ただしクレジットカードの付帯保険は何でもいいという訳ではありません。タイ旅行の前には、必ず以下の点をしっかりとご確認ください。

【要チェック!クレジットカードの海外旅行傷害保険】

  • 旅行費用の決済が利用条件になっていないか?
  • 補償額は十分か?
  • キャッシュレス診療に対応しているか?

カード付帯保険の中には、そのカードで旅行費用を決済しないと有効にならないものがあります。この条件を見逃すと、貰えると思っていた保険金がおりないなんてこともあるので気をつけてくださいね。

またもしも補償額が低い場合は、2枚以上のカードで保険を強化することも必要になってきます。なおこの方法については後ほど詳しくご説明します。先にキャッシュレス診療についてご説明しましょう。

キャッシュレス診療なら現地での支払いは不要

キャッシュレス診療とは保険会社の提携病院で、治療費を保険金で充当できるシステムです。このサービスを使えば、旅行者は現地で医療費を支払う必要がありません。

このサービスを利用するには、まずデスクに電話をかけて提携病院を紹介してもらいます。提携病院は信頼できる大きな病院ですし、日本語も通じることが多く旅行者にとっては安心です。

この紹介の手続きを経ない限り、キャッシュレス診療は使えません。その場合は通常通り支払いの済んだ後で、後日改めて保険請求をかけることになります。

2枚のカードの付帯保険で補償を強化できる

またキャッシュレスで診療が可能となるのは、あくまでもその旅行保険の補償額の範囲内です。もしも医療費の方が高ければ、差額分を自費で支払わねばなりません。

もしもお持ちのカードの治療補償の金額が低い場合は、別のカードの付帯保険で補償を強化しましょう。2種類の旅行保険が有効になっている場合、それぞれの補償額を合算(但し死亡後遺傷害を除く)することが可能です。

その場合は先ほどあげた【クレジットカードの海外旅行傷害保険の注意点】の「利用条件」に気をつけてくださいね。

もしもその付帯保険が利用条件つきの場合は、そのカードで旅行費用を支払わない限り、保険が有効にならないからです。

タイにはクレジットカードがないと不便!現金はキャッシングで調達

諸外国に比べるとクレジットカードが使える場所が少ないタイですが、旅行や出張にクレジットカードは絶対に必要です。

タイは旅行者が盗難などに遭うケースも多く、大金を持ち歩くのは大変危険だからです。現地通貨のバーツは、必要に応じてクレジットカードのキャッシングで調達しましょう。

事故や急病で設備の整った病院で治療を受けると高額な医療費がかかりますから、万が一の際にはカード付帯の海外旅行傷害保険が頼りになります。

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