クレジットカードの盗難保険!不正利用を全額補償!?

現金の手持ちがなくても手軽に支払いを済ませられるクレジットカードはとても便利です。

ただ、万が一、どこかで紛失したり盗難に遭ってしまったときに、不正利用されるリスクがあるのが気がかりなところですよね。

実はそんなときのために、クレジットカードには盗難保険があらかじめ付帯されています。

クレジットカードの盗難保険の仕組みや適用対象、利用の流れなどについて、ここでは詳しく解説していきましょう。

【目 次】

自動付帯だから安心!不正利用被害をまるごとカバーする盗難保険

原則としてすべてのクレジットカードには、あらかじめ紛失・盗難に対する保険が付帯しています。

紛失・盗難保険はクレジットカードが紛失・盗難に遭って不正利用された際に、その損失を補償してくれる保険です。金額にかかわらず、損失額がそのまま全額補償の対象となります。

盗難保険という名称になっていることもありますが、その場合でも、基本的には紛失と盗難どちらもカバーしてくれます。

なお、盗難保険は契約と同時に自動的に適用対象となる自動付帯です。したがって、カード入会の際に別途申し込みをしたり、保険料を支払う必要はありません。

スキミングや情報漏洩にも!?気になる盗難保険の適用範囲

盗難保険の補償対象となるのは、クレジットカードそのものを紛失したり、盗難に遭って不正利用されてしまったケースに限りません。

実は、以下のような手法で、クレジットカードの情報のみを他人に知られて悪用されてしまった場合にも盗難保険は適用されることになっています。

  • インターネット上での企業サイトなどからの情報漏洩
  • スキミング
  • フィッシング詐欺

カード本体が手元に残っているかどうかにかかわらず、他人が何らかの方法で勝手にクレジットカードを悪用すれば、それはすべて不正利用と考えてよいでしょう。

盗難保険の適用期間は60日が基本!不正利用の見落とし注意

盗難保険には適用期間が定められており、その期間を過ぎてしまうとたとえ不正利用があっても、基本的に盗難保険ではカバーできなくなってしまいます。

盗難保険の適用期間はカード会社によって多少異なることもありますが、だいたいは60日を目安に設定されています。

万が一、不正利用があった場合に、確実に盗難保険の適用期間内に気づくことができるように、カード利用明細は必ず毎月チェックする習慣をつけましょう。

本人の過失・管理不備はNG!盗難保険適用対象外になる3つのケース

適用期間を過ぎてしまったというケース以外にも、不正利用があったにも関わらず盗難保険の適用対象外になってしまうことがあります。

その中でも、特にありがちなのが以下の3つのケースです。

  • 正しい暗証番号を見破られて不正利用されたケース
  • カード裏の署名がしていなかったケース
  • 身内、友人、恋人など近しい関係の人によって不正利用されたケース

この3つのケースに共通しているのは、本人のクレジットカードの管理に多少なりとも問題があるということです。

原則として、客観的にみて本人に一切の過失がないと言い切れる状況でなければ、盗難保険の適用は難しくなってしまうのです。

もちろん、被害に遭った金額や状況についてウソの申告をした場合にも、それがばれてしまえば盗難保険による保証は受けられなくなります。

例えば、本当に不正利用で使われた金額に、自分が利用した分を上乗せして保険を申請する…というようなことをすると、かえって不正利用分の補償も受けられなくなってしまうのです。

カード会社はクレジットカードの利用履歴をある程度調べることができるので、くれぐれも余計な嘘はつかないようにしてください。

それでは、上記の3つのケースについて、もう少し詳しく解説していきましょう。

暗証番号は最大のセキュリティ!ばれるのは自己責任!?

暗証番号というのは、クレジットカードにおける最大のセキュリティシステムです。暗証番号を知ることができれば、誰でもどんなカードでも使用することができるようになってしまいます。

だからこそ、クレジットカードの暗証番号は容易に他人が推測することができないような数字の組み合わせにしておかなければなりません。

正しい暗証番号を見破られて、それを使用してクレジットカードを不正利用されてしまった場合、他人に簡単にばれるような暗証番号を設定していた本人の自己責任として扱われてしまう可能性があるのです。

特に、以下のような数字をクレジットカードの暗証番号に設定している場合、盗難保険の適用対象外になってしまう確率はかなり高いでしょう。

  • 自分や家族の誕生日
  • 車のナンバー
  • 電話番号の一部
  • 1111、1234などの簡単な数字の羅列

他にも、クレジットカードに直接暗証番号を書きこんでいたり、カードを入れているお財布に暗証番号をメモした紙を入れていたというような場合にも、盗難保険の適用は難しくなります。

署名無しカードも保険対象外!?署名は必ずしておくべし

クレジットカードの裏の署名欄に本人の署名がない場合にも、盗難保険の適用はできなくなります。

クレジットカードの裏署名は、そのカードが間違いなく自分の物であることを証明すると同時に、支払いの際にサインと照らし合わせて確認するというセキュリティの役割も持つ重要なものです。

暗証番号無しで、サインのみで支払いが済ませられるお店や施設も多いですよね。

クレジットカードに署名をしていなかった場合、そういうところであれば、赤の他人が何食わぬ顔をして支払いの際にサインをしても、まずばれることはないでしょう。

したがって、署名をしていない時点で、やはり不正利用されるのは本人にもある程度責任があるとみなされてしまいます。

身内・友人・恋人がまさかの不正利用!これも盗難保険対象外

不正利用をしたのが、身内や友人、恋人、同居人などごく近しい関係者だった場合も、盗難保険の対象外になってしまいます。

意図的にクレジットカードを渡していた場合はもちろんのこと、本人の了承なしに勝手にお財布から抜き取って利用されてしまったとしても、管理不足という本人の過失があったと判断されてしまうのです。

家族や同棲している恋人に、家計用として自分の名義のクレジットカードを渡しているという人もいるかもしれませんが、本来クレジットカードというのは、本人以外が使ってはならないものです。

万が一のことを考えても、気軽にクレジットカードを人に渡したり、使用許可を出すべきではありません。

紛失・盗難に気づいたらどうすべき?たったの4ステップで対応完了!

もし自分のクレジットカードがいつの間にか紛失していたり、盗難に遭った可能性が高いのであれば、早急に不正利用を防ぐ対応を取らなければなりません。

また、利用明細などを確認して、すでに不正利用されている可能性が高いようであれば、盗難保険の適用のための手続きも進めていく必要があります。

クレジットカードの紛失・盗難に気づいた場合は、基本的には以下の4つのステップにしたがって対応していくことになります。

①カード会社に連絡してクレジットカードを停止してもらう

②警察に紛失または盗難届を出す

③カード会社に紛失届(盗難届)の受理番号を伝える

④カード再発行手続きを行う

カードの停止を最優先!カード会社の連絡先は控えておく

クレジットカードが手元からなくなっていたり、不正利用されてしまっている場合、最優先すべきはクレジットカードを停止することです。

早くクレジットカードを止めるほど、不正利用のリスクや被害額を小さく抑えられる可能性が高くなります。

クレジットカードのサービス停止はカード会社への電話1本で簡単に済ませられるので、気が付いたらすぐに行いましょう。

万が一の時にすぐ連絡できるように、手続きに必要なカード会社の連絡先は携帯電話などに登録しておくことをおすすめします。

特に海外旅行に行く際は、紛失・盗難のリスクもグッと高くなりますし、すぐに連絡先を調べられる状況とも限りません。必ず出発前に確認しておきましょう。

警察にも要届け出!カード再発行&保険手続きのタイムラグに注意

クレジットカードを止めたら、次は警察に届け出を出します。これは、カード会社の方からも、カードの再発行や盗難保険を適用するために必要な手続きとして、指示される可能性が高いでしょう。

届け出を出す際に、受理番号を控えてくるのを忘れないようにしてください。カード会社によっては、『紛失(盗難)証明書』が手続きに必要になることもあります。

その場合は、警察署で発行してもらっておきましょう。

カードの再発行手続きが済んでも、カード本体が手元に届くまでにはだいたい10日~2週間ほどかかります。また、盗難保険の手続きもすぐに済むわけではありません。

場合によっては、盗難保険が適用されて補償金が振り込まれるまでにタイムラグが生じ、一時的に不正利用の金額を負担しなければならないこともあるので、注意が必要です。

カード番号が変わるから気を付けて!カード再発行の3つの注意点

クレジットカードの再発行に関して、気を付けて確認するようにしてほしいことが3つあります。

  • 公共料金などの引き落とし先にカード番号の変更を届け出なければならない
  • カードの再発行に手数料がかかることがある
  • カードを再発行してもポイントや利用残高は引き継がれる

新しいカード番号を公共料金など引落し先に届出

紛失・盗難によってクレジットカードを再発行した場合、クレジットカード番号は必ず変わります。

したがって、電気・ガスなどの公共料金や携帯電話などの料金引き落とし先にそのクレジットカードを登録していた場合、カード番号が変わったことを届け出なければなりません。

もし変更せずに放置しておくと、料金の引き落としができず延滞になってしまいます。

再発行手数料が発生する場合がある

手数料無料でカードの再発行に応じてくれるカード会社もありますが、会社によっては再発行手数料がかかります。

カードの再発行がかかる場合、数百円~1,000円程度の再発行手数料がかかるので、事前に確認しておきましょう。

再発行してもポイントや残高は引き継がれる

カード番号が変わっても、貯めたポイントや分割払いなどの支払い残高は、原則として変わらずに引き継がれます。

もし再発行後に確認して、正しく引き継がれていないようであれば、カード会社に連絡して訂正してもらわなければなりません。

盗難保険が適用されるかどうかは、あなたのカード管理次第かも!?

万が一、クレジットカードを紛失・盗難に遭って不正利用されてしまったとしても、損失を全額補償してくれる盗難保険があるというのは、とても安心感のあることですよね。

ですが、自分のクレジットカードの扱いや管理の仕方次第では、せっかくの頼もしい保険をいざという時に活用できないかもしれません。

土壇場になって困ることがないように、日ごろからクレジットカードの管理には気を遣うように心がけておきましょう。

▲ トップへ戻る
Copyright (C) 2018 【クレジットカード完全攻略 】おすすめクレジットカード比較 All Rights Reserved.