クレジットカードお役立ち情報 ポケットチェンジで余った外貨を電子マネーに交換できる!海外旅行者必見
投稿日時:2023.04.03
海外旅行から帰って来ると、どうしても気になるのが現地の通貨の処理です。また使う機会があればそのままでも良いけれど、当分使う予定がなかったらどうすれば良いのでしょう。
そんな悩みを解消できるのが「Poecket Change(ポケットチェンジ)」です。余った外貨を一瞬で電子マネーやギフトカードに交換できることをご存知ですか?
知っておけば便利に使えるポケットチェンジについてご紹介します。日本初のサービス、グローバルな時代には抑えておきたいですね。
ポケットチェンジとは!?余った外貨を電子マネーやギフト券に交換できる
ポケットチェンジは外貨を手軽に電子マネーやギフト券に交換することができるサービスマシンです。
タッチパネルで手軽に交換できます。国内では利用できない通貨を交換できるため、死蔵することなく使い切れますね。
- 日本だけではなく、選択した国の電子マネー等に交換可能
- 面倒な両替の手間がかからず、その場で交換完了
ポケットチェンジの交換サービスは、日本国内のものだけではなくポケットチェンジに参加している国の中から自由に選ぶことができます。主な国は以下の通りで、国によって交換できる電子マネーの種類が異なります。
- 日本
- 中国
- 韓国
- 台湾
- 香港
- アメリカ
- タイ
- その他数か国
主だった国はほとんどポケットチェンジサービスに参加しているので、多くの人が便利に利用することができます。この他にも今後、参加する国が増えて行くことが予想されますので、空港に行った時にはぜひチェックしておきたいですね。
プライバシーも安心!個人情報入力不要
ポケットチェンジの嬉しいところは、とにかく手軽に交換を済ませられるということです。たとえば、ウェブのポイントサービスでポイントを現金などに換えたい時、メールアドレスや氏名など、何かと個人情報を求められますよね。
- ポケットチェンジは個人情報の登録・入力が不要
- 交換の手続きのみでOK
面倒な個人情報入力は一切必要ありません。タッチパネルの指示に従い、手元のお金をマシンに投入し、交換作業を済ませればOK。
個人情報については厳重な扱いが求められる今の時代、手間を省けるということと、自分の個人情報を無駄に広めなくても良いという点は、さりげなく嬉しいメリットになりそうです。
日本で交換可能な電子マネー&ギフト券
ポケットチェンジは各国の電子マネー等に交換することができますが、日本ではどのようなものに交換できるのでしょうか。以下が交換可能な電子マネーやギフト券です。
2018年11月9日からは交換可能な電子マネーにnanacoが加わり、サービスが拡大しています。
これからも続々と参加企業が増えて行くことが見込まれます。ぜひ活用していきたいですね。
ポケットチェンジの対応通貨!主要通貨はほぼ交換可能
ポケットチェンジは全ての端末で10通貨に対応していて、一部の通貨はお札のみの対応ですが、今後も対応通過が追加される予定ですので、更なるサービス拡大が楽しみですね。
・米ドル
・ユーロ
・中国元
・韓国ウォン
・日本円
・香港ドル
・タイバーツ
・台湾ドル
・シンガポールドル
・ベトナムドン
主だった通貨に対応していますので、ほとんどの人は問題なく利用できるのではないでしょうか。交換時、気を付けたいのはレートのことです。
レートは毎日上下するもので、日本円対応の電子マネーに交換する時、予想よりも高かった、あるいは低かったということになるかもしれません。
例えば、「前回と同じだけ交換したのに今回は安くなってる」ということもあるかもしれませんね。それはポケットチェンジのエラーではなく、レートによるものだと理解しておきましょう。
対応言語は4ヶ国語!どんな人でも使えます
ポケットチェンジのサービスマシンは、日本人以外の人でも使いやすいよう、4ヶ国語に対応しています。
- 日本語、英語、中国語(繁体/簡体)、韓国語で利用できる
設置場所が国際ターミナルや観光客の多い地域だけあって、他国籍の人が利用することを見込んでいることが分かりますね。
特に中国語は繁体、簡体と分けて設定してありますので、より多くの人が使いやすい環境が整っています。
交換できない!そんな時には寄付も選べる
手元のコインや紙幣の汚れが酷いと、ポケットチェンジのマシンでは読み込みができず、交換が不可能だと通知されることがあります。それならもう処分してしまいたい、と思う人もいるかもしれません。
お金を捨てたりするのは何となく気が引けるものです。
ポケットチェンジではそのような交換不可能なお金を、NPOなどへの寄付か、返却するかを選ぶことができます。
寄付先はユニセフやJCVといった、恵まれない子供たちを手助けするNPO団体になっています。興味がある方は、交換できなかったコインを寄付してみるのも良いかもしれませんね。
ポケットチェンジ利用時の手順をチェック!レートの確認もしっかりできる!
では実際、どのような手順で交換するのかを見ていきましょう。
①言語、居住国選択
タッチパネルに表示される日本語、英語、中国語(繁体/簡体)、韓国語の中から、あなたが利用したい言語を選びます。言語選択の後、居住国を選択します。
②交換先サービス選択
希望の交換先を選択します。楽天EdyやAmazonギフト券など、好きなものを選びましょう。寄付したい人は寄付のカテゴリーからユニセフ、JCVを選ぶことができます。
レートはここで確認できます。交換結果に関わってきますので、しっかり確認しておきましょう。
③余った外貨コイン、紙幣の入れる
交換したいコイン、紙幣を投入口に投入します。ゴミや異物が混ざっているとエラーが発生してしまうため、通貨以外の投入は控えましょう。
コインは複数枚投入することができますが、紙幣は一枚ずつの投入となっています。
④最終確認
通貨の投入が終わると、チャージ先、金額の最終確認が表示されます。問題がなければタッチパネルの指示に従い、チャージを行います。また、この時点で利用したいサービスを変更することも可能です。
⑤交換金額を受け取って終了
電子マネーへの交換ならICカードやスマートフォンをかざしてチャージが完了します。ギフト券やクーポンの場合、レシートが発券されますので、交換先サービスの手順に従って交換作業を終えましょう。
以上で交換は終了です。文字にすると長く感じますが、実際にタッチパネルを操作してみると、案外短時間で完了します。移動と移動の合間に手早く交換することができるのは、時間に追われる現代人として最大のメリットですね。
ポケットチェンジに関するよくある質問をチェック
ポケットチェンジはサービス発足からまだ日が浅く、利用者や口コミが少ないため、情報を集めようにも中々難しい状況です。とはいえ、やはりお金に関わることですから、気になる点は抑えておきたいものですよね。
そこで、よく疑問に挙げられる点をまとめてみました。今回は手数料、紙幣交換時の注意、硬貨の取り扱い枚数について見てみましょう。
Q1:ポケットチェンジの手数料は?
ポケットチェンジの手数料は、公式サイトやサービスマシンで明確に示されることはありません。レートの関係で変わって来る部分もあるため、一概には言いにくい状況です。
ただ、利用者のレポートなどでは、「レート等の関係もあるが、およそ20%程度の手数料が引かれているのでは」という体感報告があります。
レートの変動を考慮して、20%程度の手数料が発生すると考えておけば良いでしょう。
Q2:やっぱり交換したくない!返却はできる?
ポケットチェンジでは、最終的な手続きを済ませない限り、基本的には返却が可能です。逆を言えば最終的な手続きを了承するOKボタンを押してしまうと、返却することはできなくなります。
そして紙幣の場合には、更に注意しておかなければいけません。
紙幣は一度投入すると返却ができないことになっています。
手軽に交換できるのがメリットのポケットチェンジですが、利用前にはよく考えておく必要がありそうですね。
Q3:硬貨を大量交換したい!何枚まで入れられる?
硬貨は一回につき、20枚まで投入することができます。それ以上の交換をしたい時には、複数回に分けて投入を行いましょう。
尚、複数回の投入は上限が20回までとなっています。あまりにも多い場合には、一度全ての手続きを終え、新たに最初から手続きをすると良いでしょう。
Q4:交換金額の上限は?
一度に交換できる金額の上限、下限は存在します。しかし、全ての電子マネーで共通した金額ではありません。
それぞれの電子マネーによって、交換可能金額の上限、下限が異なっています。その場でも確認できますし、事前に希望の電子マネーの公式サイトなどでチェックしておくと、より計画的に使えそうですね。
死蔵なんてもったいない!ビジネスマンも旅行者も便利に
端数の硬貨や紙幣は、どうしても死蔵しがちでした。しかし国際化が進む現代、ビジネスマンや旅行者の手元には、他国のお金が余ってしまいつつあります。ポケットチェンジなら全てを有効に使うことができるでしょう。
日本国内の電子マネー、ギフト券だけではなく、多数の国でのサービスを選ぶことができるのも魅力ですよね。電子マネーなら出張先、旅行先でのキャッシュレスにも対応できます。
他国のものとはいえ、貴重なお金であることは間違いありません。死蔵するのはもったいないですから、ぜひ空港やホテル、都内のポケットチェンジを積極的に使って行きましょう。